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てっぽうのページ

てっぽうのことが載ってるよ。 サッカーとか液晶テレビとかの話題は他へ行ってくれよな。

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M1ガーランド

 

 

マルシン製:ガスブローバック

平均弾速58m/s、平均エネルギー0.45J(2007.01.01計測、室温20度)

    

コンバットではサンダース軍曹のトンプソンが有名だが、俺の中での主役はガーランドだった。敵方の独逸兵は1発ずつ手動で撃っていたが、米兵は連射してた。なぜ独逸兵は連射の銃を持たないのか、不思議だった。

フルロードの30-06をセミオートにして、それを全兵士に支給するなど、もってのほかである。言語道断である。非常識である。それを成し遂げた米国の力って・・・。

ハドソンのモデルガンなど、昔の自分には高嶺の花で、いつかは!とは思っていたが、買える金があっても「ブローバックするわけじゃなし(ブローバックモデルがあったかどうか知らないが、あってもあのハドソンだしw )」と、約8マソは出せなかった。しかし、近年、旧軍兵器に興味が移ってからは、かなり欲しい熱が高まってはいた。そんな中発売されたのがスモーキーのガーランドであった。

スモーキーのは別項で紹介することにして、ここではその後発であったマルシン製を扱う。つか、これが本命。全金属製、木スト、ガスブロ・・・でもって、定価で6マソ。おふざけがすぎますぜお代官様ヒヒヒ的な一品である。

届いたのを手に取ったら、全金属製で木ストでガスブロじゃないか!!広告が本当であるということは、何と気分が良いことなんだろうか。ガスを入れてトリガーを引く。「ガシャコン!!」とブローバック。お、遅い!!ボルトの後退前進がよく見える。これが噂に聞くスローバックか。

断っておくが、スローバックをけなしてるんじゃない。炭酸じゃなくてフロンのしかも内装式で金属ボルトをブローバックさせられるだけでも大したもんだ。贅沢を言ったら憲兵隊が来ます!!

8mm弾は相変わらず大きくて気持ちいい。実射性能は俗に言う鬼ホップ。でも俺はゲームをしないから、無問題。問題は木ストの色、仕上げ。オーク系(こげ茶系)オイルステイン塗りたくって強制乾燥させてはいできあがり!!オイルステインのべたつきとにおいがまだ残っていた。さっそく溶剤とペーパーで全て落とし、ケヤキ系(黄色系)オイルステインを染みこませて乾燥、亜麻仁油で仕上げた。その後、何度も仕上げ直しや、成型直しをした。詳細は後日。

やっぱ、えぇわぁー・・・

 

<2006年7月20日追記>

2ちゃんねるのガーランドスレで、タナカのM1897銃剣がつかないか?ということになった。当然俺は、M1897銃剣を手に入れたときに速攻でM1とM1903に試した。ダメだった。加工する気もなく、放置だった。このスレの発言で加工する気になった。特に810氏が先行して装着済みの写真をうpしていたのを見て、「俺も!俺も!」というミーハー根性が騒いでしまった。

詳細はこちら → 「M1897銃剣をM1やM1903に装着するぞ

 

<2006年11月24日追記>

この銃を買った冬に突然、左手で支える部分(ハンドガード)の下がやたら角張っているのに気づき、「改善せねば!!」という義務感にとらわれた。で、整形した。

詳細はこちら → ちょっと整形

 

<2007年1月1日追加>

動画を撮影した。スローバックとクリップ「ポーーン!!」を実感して欲しい。(MPEG4、1.3MB)


M1ガーランドのスローバック

 

<2007年8月16日追加>

mieさんに頂いた「マルシンガーランド用木箱」を利用した写真を、冒頭に入れた。

 

<2007年8月26日追加>

無名さんからリクエストされたパーツ表を追加(ブルーバックの写真)。

 

<2009年1月6日追加>

YouTubeの動画貼り付け。最後のクリップ「ティーン!」がよく分かる動画。

 

 

 

 

30-06セットと共に

ストックの仕上げは、3代目

全金属製
 

アルミ製?のオペレーティング・ハンドル

実物のスリング

BB弾のフィードランプ。左側(写真下側)ランプの後部(写真左側)を削り、スムーズにボルトが前後するようにしている。

付属クリップの装填状況

ダミーカートの装填状況。実際にははこれ以上入れられない。
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ここのヘキサゴンネジがすぐ緩むのでネジロックは必須

スモーキー製に比べて再現性(エッジ)が甘いフロント部分
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良くできてると思うリアサイト部分

兄貴と弟
 

 

 

<2007年2月5日追記>

「いちまるよん」さんより、情報を頂いた。

以下、本稿のレポート、写真は全て「いちまるよん」さんのご提供です。

何の変哲もないM1ガーランドです。が、空挺部隊の装備収集にあたって、大戦型ガーランドの雰囲気に少しでも近付けようと思い、リアサイトロックバーを自作しました。プラ板をちょこちょこイジって30分^^;  手抜き作業も相まって驚きのスピードで完成しました。つや消し黒で塗装し、鉛筆の粉を擦り付けて誤魔化しました。

でも気に入ってます。いつかはまともなのを作るか、実物を購入して付けようと思ってますが・・・。

それと、「プライベート・ライアン」「バンド・オブ・ブラザース」などの映画に出てくるガーランドは、 銃身付近がまるでツートンなので、それにならって汚しました。とりあえずは満足してまいす。

まだまだイメージするガーランドには遠いので、ちっちゃな改造をどんどん加えていくつもりです。

ガーランド全体像

 

リアサイト

 

武器庫風(笑

 

銃身付近

 

 

 

<Kによるコメント>

リアサイトロック?何、それ?・・・正直、俺は知らなかった。かの有名な「武器庫」の「リアサイト付近の写真」は、我々ガーランド好きにとっての聖地のようなものであるが、この写真を見て、俺は今までなんか違和感を感じていた。「なんか、俺の最強マルシンガーランドと、違う」と。「そりゃ、本物だし」というのもあったが、でもなんか違う。今回、いちまるよんさんの情報提供によって、それがはっきりした。マルシンのガーランドには、リアサイトロックが無いんだ!!と。

いちまるよんさんの文によると「カンタンに作った」様であるが、それは3枚目の写真を見て思うことであって、4枚目の写真をよく見ると、意外と手が込んでいるのが分かる。単なる板ではない。もっとよく知りたくてググったら、こんなところにありました。さすがシカゴレジメンタルスさん。でも、高いな。本物だしレアなら仕方ないか。

いやぁ、今回は「リアサイトロック知らない」「それがシカゴレジメンタルスさんで売ってた事も知らない」、まるで「何も知らない田舎のおのぼりさん、都会へ行く」編である。つか、俺が都会へ行ったら、事実その通りだしw

BOBでガーランドがツートンだぁ?そんな馬鹿な・・・とBOB確認したらツートンだった。ロコツにツートンなショットもあった。いちまるよんさんの言うとおりだった。いちまるよんさんが仕上げた銃身付近、そのまんまだった。

いやぁ、いちまるよんさん。あなた、観察眼がすごいですね。俺が全然気づかなかったことばかりだ。しかも、「模造銃を実物に近づけ、リアルにする」という日本のガンフリークにとっての至上命令に忠実に従った、いわば本流である。ストック削ってみたり、仕上げ変えてみたりしただけで、「本物に近くなった!どーだオマエら!!」と威張っていた俺は、だめだめじゃん。もっと自分を鍛えなければならないな。

いちまるよんさん、情報提供ありがとうございます。

これからもよろしくお願いします。