電動は最高だ。ブローバックのあの「ガンガン！！」来る感じを、いつでもどこでも手軽に味わえる。マルイのFA-MAS以来、電動ガンは生活の一部にとけ込み、もはや電動ガンなしでは生きていけない。仕事のストレスがたまったら「ガガガガガッ！！」。地元の人間関係のストレスがたまったら「ガガガガガッ！！」。衝動買いで借金が貯まったら「ガガガガガッ！！」。いつでもどこでも「ガガガガガッ！！」。
でもね、気づいてたんだ、昔から。・・・電動よりガスブロの方が一万倍気持ちｲｲ!! ハンドガンではもはやスタンダードなガスブロ、長ものもガスブロの方が気持ちｲｲ!! 自分的にはマルシンのガーランドが初の長ものガスブロだった。スローバックだったけど、気持ちよかった。
訂正：初のガスブロ長ものは「M3グリースガン」だった。こちらは迫力がありすぎて、お座敷でさえ撃つのを躊躇し、半ば封印状態だったので、すっかり忘れていたｗ
マルイでは、電動ガンの地位がガスブロに脅かされていると感じたようで、AK74-MNから「新世代」を謳い、反動（ショック、ぶれ）のある電動ガンを投入してきた。確かにこれはこれで気持ちいい。ショックはかなり強烈で、ガスブロの牙城を脅かすまでになっている。一方、WAは素直にガスブロ路線を開始、M4シリーズで「おったまげた！！」レベルの高性能ガスブロを出している。・・・実は自分、このWA M4を狙ってた。が、このGHKの存在を知り、「電動かガスブロか」の選択ではなく、「M4かAKか」という観点からAKS74-UNを選んだ。
箱を開けて手に取る。D-Boysのと同じだ！！当然。実際、内部構造以外の大半の部品がD-Boys製と同じだと思う。
マグにガスを入れる。普通の感覚。結構な量が入る。大食いなんだろう。本体にマグをセットする。・・・さて、いよいよお楽しみの「ボルトジャキッ！」である。
マルイのAK-74MNのショックもすごいが、実は自分、リコイルショックよりも、力強く作動するボルト（ハンドル）の動きがガスブロの醍醐味だと思っている。単に「チョコン！」と作動するだけの電動は、すぐに飽きる（AK74-MN、AKS74-U、ガリル、L85A1等）。・・・ということで、憧れのボルトの「強力動作」を味わうとしよう。
ドカッ！！、銃全体に震動（ショック）が走り、ボルトが勢いよく（←この言葉重要！）後退する。 おお！！結構いいんじゃね？
フルオートにする。「ドガガガ！」、4発で終わり・・・寒すぎでガスが正常に気化できないようだ。冬季の作動はセミオートが精々のようだ。ボルトの動きはほぼフルストロークで、結構な衝撃が来る。ただ、これまた気温のせいか、セミオートであってもボルトの動きはゆっくり気味。さすがに、マルシンのガーランドのようなスローバックではないが、ボルトの動きを目で追うことができる。
これで4万円の落札価格は、「安い」といえる。電動のAKS74-UNを売り払おうかと考えてしまう。イイ買い物をした。
この銃を手にして初めて知ったんだが、グリップが薄い。モーターを入れる必要がないわけで、「電動ユニット（モーター）」に比べて格段の差。
でもね、やっぱりさすが海外製、くそったれな部分が多いのも事実。
- セイフティが利かない。レバーをセイティポジションの5mmほど手前にするとセイフティ状態になるが、正規のセイフティ一ポジションだと、フルオートが発動してしまう。内部にあってセイフティの要となっている金具の調整次第だ。
- マグ装着時に、マグキャッチレバーとマグのスイッチ用ガスバルブが干渉してしまうことがある。写真で確認して欲しい。
- ストックにガタがある・・・D-Boysの外装製作の問題。
