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てっぽうのページ

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M3グリスガン

 

 

ハドソン製:ガスブローバック・フルオート

この銃との出会いも、やはりタミヤ1/35だった。タミヤの説明では「M3サブマシンガン」だった。長ったらしい名前で嫌だったが、その形が気になった。独逸のシュマイザーとよく似てるのに、右手で持つ部分と左手で持つ部分(機関部)の距離が短く、弾が出る筒(バレル)の先端の部分に出っ張り(フロントサイト)がない。こちらの方が「おもちゃっぽい」そう感じた。中学1年の冬であった。

モデル化されたガスブローバック、以前からずっと悪評は聞いていた。「ゲームで使えばウケることは確実」と。ガスブロでガンガン射撃できるのに、何故こんなに不評なの?と不思議だった。

オクで見つけて上物を安く手に入れた。手にしてみて、評判の理由がよく分かった。

まず、軽い。主要部分は全てプラ(ABS)。今どきのTOYガンは、主要部のフレーム等に金属を採用し、がっしりしたものになってる。しかしこれはプラモなみ。

次に、ちゃち。不思議と剛性は確保されていて、ふにゃふにゃ感はない。絶妙な造りだと思う。しかし、スリングスイベルやダストカバー等、力がかかる部分もプラ。これは見た目にも頼りない。

最後に、重量バランス。最初に軽いと書いたが、これはマガジンを装着しないときの話。マガジンを装着すると、とたんに重くなる。全体に対するマガジンの重量比が50%を越えているような気がする。射撃時に銃を支える力の大半はマガジンに添えた左手となる。マグチェンジはもう大変!!右手だけでは銃を水平に支えられない・・・くらいの重量バランス。

射撃自体は豪快。ガンガンガンガン!!と、巨大なボルトが前後し、大音響と共に豪快にBB弾をバラ撒く。フルオートオンリーではあるが、セミオートが付いていても意味はないと思う。豪快にバラ撒く、これが正しいこの銃の扱い方。ゲームだったら、あのクソ重いマグを多数持って行動するんだから・・・大変だなぁ。マグにガスタンクがある関係で、多段数マグは不可能だから、多数マグが必要だろうし・・・。俺ゲームしないから良いけどね。

表面はグレーのパーカライズド風仕上げだった。おもちゃっぽすぎたので、つや消しブラックで塗装した。
お座敷派としては、滅多に室内で撃てない。家族が(特に家内が)いないときのみ。今まで2マグしか撃ったことがない。撃ち味は最高ッスよ。セーラー服と機関銃で「カ・イ・カ・ン」とつぶやいた薬師丸の気持ちがよく分かる。

やっぱ、えぇわぁー・・・

 

<2007年1月1日追加>

動画を撮影した。迫力のブローバックと燃費の悪さを実感して欲しい。(MPEG4、1.0MB)


グリスガンのブローバック

 

<2009年1月6日追加>

YouTubeより。グリスガンのサイクルの遅さを、M1928と比較した動画。百聞は一見にしかず。

 

 

 

コンパクトな銃である。戦車兵とかにはいいだろうな。

外観の造形自体は良くできている。溶接後の表現もGood。
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最中構造だが、ホンモノもその通りなので、全然違和感なし。

写真に写っているマテリアルの99%がプラである。

巨大ボルトもプラ(ポリカーボネイト?)である。

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短いグリップ。異様に手が小さい俺でも、小指が余る。

バレル(アウター)もプラである

クソ重いマグ。まさにダイキャストのインゴットである。

米英の省力生産型兵器。お国柄(思想)の違いがよく分かる?