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模型のページ

模型とは本来、作成過程も楽しみの重要な要素なのだが、
近年完成品が売ってあるとはいかがなものか。
といいつつ、年々未製作でお蔵入りするのが増えている現状で文句は言えないしw

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久しぶりだ(何年ぶり?)

 

 

DRAGON製1/700 TYPE42
DRAGON製1/700 INVINCIBLE
PIT-ROAD製1/700 KIROV

AK熱にやられた俺は、オークションの砂漠に迷い込み、ふと気がつけばウォッチリストが大変なことになってるではないか。自分、これ全部落札するつもりか?月収越えてるけどw チョイヤヴァイ状況の中、魔が差した。ホビー&カルチャーの模型のカテへ行ってみたわけだ。

俺の模型趣味は、大きく5つのスケールに分かれている。

    1.  1/700 海軍
    2.  1/35 陸軍
    3.  1/72 空軍
    4.  1/24 車
    5.  1/12 バイク

1の海軍は、中学生から高校生にかけてウォーターラインシリーズを大半完成させた(といっても、同型艦はパスしたが)。最後に作ったのはタミヤのフッドだった。このころのアオシマは悲惨で、モールドのメリハリがなく、スケール感も見ただけで「ちげーだろ!」という状態で、このアオシマが独逸帝国の誇りビスマルクを押さえていたのが痛かった。後にタミヤから発売されたグナイゼナウの高角砲とか使い回しできないかとか、真剣に考えたものだ。このスケール以外では、例外的に1/350のキングジョージ5世も買って、未だに作りかけだ(20年以上放置?)。数年前、ピットロード(だったけ?)が三笠を出したことを雑誌で知り、急いで買った。出雲も厳島も買った。厳島は1隻完成、三笠と出雲は半完成放置プレー中。知らぬうちにプリンツオイゲンもあったりして、これも放置中。

2の陸軍は、小学校から中学校にかけてハマったが、この頃は主に歩兵が持つ銃に惹かれて買い続けた。現在の「第3期てっぽ趣味」の始まりとなったFG42は、この頃買ったタミヤの「ドイツパラシュート兵セット」に入っていたものだ。その後、高校では戦車がそれとなく好きになり、独逸の88mm砲に萌え萌えになったりもした。30代になってから、急に現用に興味が出て、チャレンジャー1、T-62、メルカバ1とか作ったり、未だ作っていないがBMP1、ブラッドレー、レオパルド1&2、T-72とかも買って・・・倉庫で眠っている。

3の空軍は、おはなしのページのガンダムの項目で触れたが、失恋でガンプラを全部壊した後にエリア88に出逢い、失恋の傷心を癒す為に1/72のジェット機製作に没頭した。長谷川がメインだったと思う。エリア88の出てきた全ての機種を作りたかったのだが、ドラケンとタイガーシャークだけは当時の1/72にはなかった。大学卒業後は航空機熱は冷めていたが、ミグ29フルクラムとスホーイ27フランカー、A-10サンダーボルト等を買って・・・お蔵入り中w

4の車は、大学時代にサバンナRX-7の改造車に乗っていた関係で、タミヤの1/24を作りまくった。最後に作ったのはスープラ(初代)だったと思う。いや、フェラーリテスタロッサ(2代目)、フェラーリGTO(初代、2代目)、アルファロメオ・ジュリアも制作中(ボディ塗装中)だったけ?イタリアンレッドばかり4台、ボディ塗装の乾燥に10年以上かけているわけだw

5のバイクは、車のついでにはまった。ハングオンの人形が嬉しくて、いくつも作った。初代の「カタナ」、スズキのガンマなんかが流行っていた時代(250の2ストが急に元気になった時代)だ。なんかのコミック(湾岸ミッドナイトの作者)で「ドカや!わいのドカもってこい!」という台詞があり、ちょうどその頃にタミヤから1/12のドカティが出た。ロードレーサーも良かったが、SSが最高だった。この古くさい雰囲気に合わせて、意味もなくマフラーを自作でキャプトンにしたりもした。フィッシュテールはさすがに俺の腕では自作できなかった。ヤマハのSR400が大のお気に入りで、このプラモが欲しかったのだが、当時は発売されなかった。

こんな「プラモ小僧」の過去を持つ俺ですが、こんな俺でもイイですか?的な。てっぽやアニメ、フィギュア満載人生の俺が今更「何を言う〜〜っ!!」(むらかみしょうじ、今いずこ?)

さて、オクで模型の森へ迷い込んだ俺が行ったのは、当然艦船模型カテゴリ。検索で「type42」とタイプしてみる。ピットロードの英国タイプ42型駆逐艦は絶版なので、多少高くても欲しかったわけだ。す、すると!!プレミアなくても手に入ってしまった・・・DRAGONが出してたよ!! バッチ1、2、3とあるのだが、取り合えず今回はバッチ3にしておいた。それよりも興味がある艦があったからだ。「キーロフ」級巡洋艦(西側では巡洋戦艦扱い)。ピットロードとドラゴンの両方から出ているのは、昔雑誌で見て知っている。おお!!両方現役でまだ流通している!!今回はピットロード製にしておいた。・・・とかなんとか探しているうちに、とんでもないものを見つけてしまった。「INVINCIBLE」・・・インヴィンシブル!? 英国V-STOL空母のあのインヴィンシブル!? マジ? 出てたの? 買う! 買う!! 全部買う!!・・・1個しか出てませんでしたけどw 俺は何を隠そう英国ファンでフォークランド紛争フェチだ。Type42駆逐艦、Type21&22フリゲート、インビンシブル級空母さえあればメシは要らない!と。今まではType42しか出てなくて、何度も悔し涙を飲んだモノだが、Type42に加えてインビンシブル級を手に入れたからには、もうこれ以上オマエらに勝手なまねはさせない!!という感じで。Type21&22がないことだけが残念だ。

上から「キーロフ」「マンチェスター」「インヴィンシブル」。横にあるガーランドのクリップ&ダミカは大きさ判定用だ。この3隻の何と美しいことか!! 英国艦の黒いマスト上方は、何とセクシーなことか!! 英国艦の丸いレドームは、何と神々しいことか!! 大した武装ではなく、防空駆逐艦のくせに対艦ミサイルを防ぎきれず自らが被弾し、不発にもかかわらず火災で失われてしまったType42駆逐艦・・・なんと勇ましいことか!! 英国艦に負けずゴチャゴチャした上部構造物、英国艦の対局となる「過剰武装」、運用思想がいまいち不明な「空母を除いて、戦後最大の水上戦闘艦」キーロフ・・・なんと無駄に華麗なことか!!

つい買ってしまったが、製作用道具一式と塗料一式、全て倉庫の混沌の中。捜索も面倒なので、最小限のものを再度揃えるしかない。

ということで、これから「完成した、俺的に非常にレアな作品」をアップしたり、軍関係の事書いたりしていく予定。てっぽの方をやめたわけではなく、てっぽがやはりメインでプラモは2番。ゆるゆるとやっていきますから。

 

 

 

マンチェスター
バッチ3になって艦体が延長されたため、Type42駆逐艦の中で最もスマートで華麗。バッキンガム宮殿を思わせる、思ったよりコンパクトで質素な中に気品のあるライン、「オマエら、これが駆逐艦だ!」という根拠不明の自信、古くなったらすぐに第三国へ売り払うという経済性・・・まさに英国。

 

 

 

キーロフ
戦後最大の水上戦闘艦。昔の戦艦クラスの大きさがある。米空母戦力に、防空軍や戦略空軍と連携して対抗するための、水上旗艦。

 

 

 

インビンシブル
財政難で正規空母運用できなくなり、ヘリ空母に毛の生えた小型空母として、列強からあざ笑われながらも、フォークランドでその有用性を見せつけ、世界を驚かせた「小型空母」。・・・キモは、空母の性能と言うより、シーハリアーの性能の方だったんだけどねw シーハリアーもちゃんと入っていて感激。