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模型のページ

模型とは本来、作成過程も楽しみの重要な要素なのだが、
近年完成品が売ってあるとはいかがなものか。
といいつつ、年々未製作でお蔵入りするのが増えている現状で文句は言えないしw

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ニューヨーク海軍事情

 

 

空母イントレピッド(博物館)

本稿のレポート、写真は全て「S君」さんのご提供です。

今回、投稿させていただいた内容は航空母艦イントレピッドと展示されていた航空機についてです。この航空母艦イントレピッドは、太平洋戦争からベトナム戦争を戦い抜き、現在はニューヨーク州マンハッタン地区に係留されて博物館として活躍しています。

ここへは、先月の3月(2009年時)に見に行きました。まず、現地に到着して、セキュリティーチェックを受けた後にチケットを購入してから敷地内に入りました。率直な感想を言わしていただくと、デケー! スゲー! といった感じでした。

そしてまずは航空機をば、と思っていた私はエレベーターに乗って、飛行甲板に向かいました。そこにはF4ファントム、F16、F14トムキャット(ここでトムとジェリーを思い出した私w)、AH-1コブラ(写真を見てわかるように予想していたよりも、細くて驚いた)、SR-71ブラックバード、ハリアー、変な塗装のミ グ(写真は撮り忘れたorz)、UH-1ヒューイ、など他にも色々な機体が展示されていました。

甲板上の機体を撮影し、よぉ〜く観察した後は艦橋の横から中に入り、船内のセルビを見て回りました。ここで、気づいたことがある。頭の中で敵機来襲! 総員配置につけ! というのを想像(妄想の間違いだろw)しながら階段を駆け足で上り下りしてみましたが、かなり急で何回も落ちかけてしまったw あの時、絶対 になにこの変な人?
 と思われていたでしょうが、気のせいでしょう。写真はレーダー? と艦長用の椅子に、操舵室内のハンドルです。

お次は、ハンガー内。ここには第二次世界大戦時のパイロットが着用していた装備、M*A*S*H(知ってる人いるかな?)に出ていた初期のヘリコプター、イントレピッツドの模型が展示されておりました。その中には、第二次世界大戦時に活躍したTBFアベンジャー雷撃機が魚雷とともり展示されておりました。これを見た 感想は、「でか過ぎでしょこれ。なにこの大きいプロペラ?」そう呆気にとられましたw いや、だってホントに、でかいんですよ、これが(いろんな意味で)。その横には、7.62ミリの旋回機銃座もありました。それらを撮影していたら、私はその近くに展示されていたものを見て、少し悲しくなりました。ガラスケース内に置か れていたのは、富岡兵器製の「九九式一号固定二型改」と刻印のある日本軍機の二〇ミリ機関砲の部品だっかたらです。何故かと言うと、そこにあった説明文を読んでみたら、レイテ沖海戦時に特攻した日本軍機(零戦だろうか)の物だそうで、写真でも見てわかるように結構錆びてました。他にも犠牲者の遺品なども一緒に展示さ れていました。

それらの展示品を見た後に、私は10ドルを支払って本物の戦闘機? を体感できる
フライトシュミレーターに登場してみました。これは2人乗りの機械で、操縦者から見て前にはスクリーンがあり、操縦桿を動かすことによってその機械も同じように反応するというものでした。さてこの機械に乗る前に、普通の家でやるようなゲームで操作の練習をして私は2機撃墜しましたが、シュミレーターに搭乗して 操縦桿を左に倒した瞬間、シュミレーターが傾き、このまま落下するんじゃないかという感覚がして不覚にも冷や汗を掻いてしまいました。仮にシートベルトをしていなかったら、シュミレーター内で転がっていたでしょうw して、肝心の成果はというと―‐二回とも撃墜されてしまいましたOTL

感想としては、いろいろな機体を見れて嬉しかったのと、歴史に触れていろいろなことを知りました。

 

 

F16

F16

F16

艦橋&ヘリコプター

不明機
 

F14トムキャット

F14搭載ミサイル

ハリアー

ハリアー

コブラ
 

コブラ

コブラ

コブラ

ヒューイ

艦橋内
 

艦長席

操舵ハンドル

TBFアベンジャー雷撃機

TBFアベンジャー雷撃機

TBFアベンジャー雷撃機
 

TBFアベンジャー雷撃機の機銃

特攻機の部品

特攻機の部品

特攻機の展示ケース

 

 

 

<kのコメント>

博物館というものに、とんと縁がなかった自分だが、英国へ行ったとき、ロンドンを自由行動で散策していて、英国王立戦争博物館というところを訪れた。今まで写真やプラモでしか見たことのなかった本物たちが、そこにあった。自分の世界の狭さを実感させられた瞬間だった。息子もここがいたく気に入り、二人で将来、数日がかりで満喫しよう!と約束し合った。家内はお冠だった。

S君さんが今回レポートして下さったニューヨークのイントレピッド博物館(?でいいのでしょうか?)。空母がそのまま博物館という、何という大味さ!!なんというストレートさ!! だから好きさ、米国!!

空母の甲板上にいきなり登場はF16!!と。しかもその後方にはSR71が。しかし、大味だとかいい加減だとか散々言われている米国だが(言っている張本人は主に俺だがw)、こと軍用に関しては素晴らしい!!の一言。こと航空機に至っては、かつてF16やF18という「グラマン製鉄所謹製」と嘲笑されたデザインセンスは全く影を潜め、優美を通り越して芸術の域に達しているものばかり。特にF4以降F18までの造形は、他の追従を許さない。唯一ソ連のMig29とスホーイ27だけが次点ランク可能か・・・。F14、F15、F16、F/A18の4機種は、既に全て神の領域。

5枚目の写真の「不明機」は、F-106デルタダートではないかと。1950年代の本土防衛制空戦闘機で、F-102デルタダガーと共に米軍機で唯一の三角翼(デルタ翼)だったと記憶している。結局米国はデルタ翼を捨ててしまったが(F14をデルタ翼と呼ぶ勇気は、俺にはない)。

↑その後の調べで、シュペルエタンダールであることが判明。お詫びします。

今は亡きF14。1発(当時)1億円のフェニックス超長射程ミサイルで、敵ミサイル爆撃機を迎撃するために開発された「史上最強のドラ猫」。エリア88でミッキーが飛ばすこれが、最高にかっこよかった。

ヒューイ・コブラ。これ、S君さんが書いているように、その薄さにみんな驚くらしい。上の正面からの写真で俺も驚いた。正面からの被弾確率を下げるためと言うが、それにしても薄い。ヘリによる対戦車部隊は、対戦車戦闘における効率が最も良いらしい。つか、奇襲されたら、戦車側に勝ち目は全然ないらしい。当然戦車側も対空装備(対空車両、歩兵携行対空兵器等)はあるが、ヘリは文字通り「こっそり忍び寄る」のがデフォなので、気づいたときには部隊はほぼ全滅という恐ろしいものだそうだ。なのに、まともな対戦車へリ部隊が十分にある国は米国だけだぞ!と。理由は当然「予算」。ヘリ部隊は金がかかる。故障したら止まっちゃうだけの戦車部隊と違って、故障したらそのままお終いのヘリでは、メンテ部隊だけでも相当に金がかかる。作戦行動後の部品交換も相当なもの。結局、軍に湯水のように金が使える国じゃないと、ヘリによる対戦車部隊は編成・運用できない。結果、世界一の金持ち国・・・米国だけしかまともな対戦車へリ部隊を持てないぞ、と。山がちな日本こそ、最高な戦法だと思うのだが、世界第2位の金持ち国日本でさえ、ヘリ部隊は無理(あるにはあるが、戦力にならないほどの規模)。

アベンジャー雷撃機。・・・これが「F14〜F/A18を創ったのと同じ国」が創ったとは到底信じられない無骨さ。戦う機能以外全て廃した機能主義。ある意味、こちらの方が米国らしさが漂う。旧独逸軍のように徹底した「質至上主義」でもなく、ソ連・ロシアのように徹底した「量至上主義」でもない国、米国。普段は質至上主義だが、戦局によっては急に量至上主義に簡単にシフトできる柔軟さ。最近は「最上の質を最高の量そろえる」というふざけた主義だが、お金持ちのやることは・・・まったく・・・。

S君さん、ありがとうございました。久々の米国テイスト・・・地球最大最強の軍事大国、世界の警察・・・を満喫しました。こんな恐ろしい国に、ガチで勝負挑んだ70年前の日本って・・・。米国の歴史上、ガチ勝負挑んで戦った国って、日本だけ(英国はガチ勝負じゃなかったし)。その「勇気」には敬意を表します。戦後は最低な国だけどねw

またレポありましたら、是非お願いします!!