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模型のページ

模型とは本来、作成過程も楽しみの重要な要素なのだが、
近年完成品が売ってあるとはいかがなものか。
といいつつ、年々未製作でお蔵入りするのが増えている現状で文句は言えないしw

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シャルンホルスト(Armed by '90Technology)

 

 

タミヤ製1/700改

あの頃も仕事に行き詰まってた。何をやってもダメで、何もうまくいかず、常時テンパってた。こういうときには、えてして人はとんでも無いことをする。今回のシャルンホルストもその犠牲者だ。

「時間跳躍技術を実用化したマッドサイエンティストが、20世紀末の技術を手に第2次大戦末1944年へ跳躍。大好きなシャルンホルストに1990年代の技術を惜しみなく投入。自身の趣味を満足させる」設定。

対空ミサイル兵器は「スタンダード(距離延長型)」「シーダーツ」「シースパロー」「シーウルフ」。対艦、対地戦闘用に「ハープーン」「トマホーク」「280mm砲(純正)」。近接戦闘用に「127mm砲」「30mmゴールキーパー」「20mmCIWS」。対潜戦闘用に「アスロック」「へリックス」。・・・下品である戦後のロシア戦闘艦も真っ青な超重武装。これ1隻で、世界中の海軍と渡り合えますよ!!的な。対空戦闘用に4種類のミサイル。長距離用に「スタンダード(距離延長型)」「シーダーツ」、中近距離用に「シースパロー」「シーウルフ」と使い分けているが、それぞれ同性能で「違う制御系」のシステム。対空戦闘用として「127mm砲」「30mmゴールキーパー」「20mmCIWS」も含めると、実に7種類もの異なるシステムを制御することになるわけで、最新のイージス艦でも「重複しない追尾・誘導設定」は不可能であろうw 目標に対する対処(兵器)割り当てに失敗すると、たとえば10機の目標のうち4機には各7基の兵器が狙いを定めて、3機には各4基の兵器が狙いを定め、6機を完全破壊、4機をロスト(撃墜失敗)するわけだ。・・・使えませんがなw そもそも、280mm砲の用途もよく分からない。トマホークがあるのならば、短射程しかない巨砲は無意味。安価な対地艦砲射撃が望みなら、そもそもこの艦を使う必要はない。テルピッツに無敵の「対空、対艦、対潜防御」の傘を提供して、テルピッツの8門の380mm砲にやらせればいい。わざわざ280mm6門残したって・・・。

自虐的に書いているが、実はこうした空想艦、自分的には「アリ」。どこかのサイトで「超大型護衛艦」として「大和」の近代改装版の平面図を見かけた。萌えた。萌え萌えだった。伊藤中将の最後の作戦のときにこの艦があれば・・・と、なぜか悔しくなり、それ以来この道にはまった。今回はその第一号の「シャルンホルスト1990年代武装版」だ。次回は「信濃1990年度武装版」をお届けしよう。ガキ臭いとかバカだとかご批判は、日本政府の方へお願いします。