エピソード17:Parallels入れた
BootCampによるWinXPは快調に動いている。あまりにも快調なので、それ以上何かを使用とする気が起きなかった。XPとOS-Xの間でファイルのやり取りが面倒なことと、XPとOS-Xの切り替え(再起動)が面倒なこと程度しか不満はなかった。ファイルのやり取りは、ファイルサーバーを間に挟めば可能だし、再起動についてはXPはイコールゲームマシンなので、ほぼ無問題だった。そのために悲劇は起きた。
夕べ、突然再起動が面倒になった。誘因は不明であるが、猫の気分なんてそんなものである。で、Parallelsを導入することとした。で、導入した。お試しの臨時キーで作動を確認してから、正規のシリアルを買った。$79だった。あれ?期間限定だけど$49じゃなかったっけ?・・・7月15日まででした。orz
かくして、「突然再起動が面倒になった」のが5日ほど遅すぎたため、$30損した。$1=360円なので、トータルで10,800円も損した(分かってる、分かってるから為替レートについては突っ込まないでくれ!!)。
インストールは全く簡単だった。XPのインストールも簡単だった。設定も何もかもが簡単だった。問題は、XPのアクティベーションだ。今回は作動確認を兼ねていたので、とりあえずBootCampで使用した正規製品版のXPを使った。当然まだアクティベーションはしていない。しつこい警告を無視しさえすれば、30日は使える。ネットでこの件を検索したら、「1台のマシンへのインストールなので、1製品でもだいじょうぶ」とかいう記事があった。「嘘こけ」と思いつつ、MSのサポートセンターへ事情を説明してなんとか別のシリアルIDをもらおうとしている俺がいる。結果についてはまたここで報告する。もしOKだったらラッキー!!(オレ様からのMSへの評価が2ポイント上がる)。もしダメだったら、メモリー製品へのOEM版XPを検索したら、ホームで約\1マソというのがあったので、これにする。
さて、Parallelsへの評価であるが、VirtualPCフェチの俺としては、「速い!!」と言わざるを得ない。単に「速い!」のではなく、「実用上全然文句が出ないほど速い!!」である。「こうした製品の遅さを良く分かった上で、使えないことはないという意味で速い」のとはちがう。こんな感じだ↓
(速)BootCamp > Parallels >>>>>>(越えられない壁)>>>>>>
VirtualPC(遅)
速さが必要なときはBootCampでマシンのネイティブ・スピードを絞り出し、一太郎文書を参照しながら仕事をするときはParallelsと使い分けるのがこれからの世界標準となるであろう。

Parallelsの画面
VirtualPCのように、バーチャルマシンの一覧は出ない。
下にある「OPEN」ボタンで呼び出す。
右側のボタン類は、上から「停止」「サスペンド」「スタート」「リスタート」「画面表示切り替え(ウィンドウモードと全画面モード)」「設定画面(この画面)表示」「コンソール画面(Windows画面)表示」。

上記設定画面の詳細画面
この画面で設定を行う。
左の項目を選択すると、右のプロパティ画面が切り替わる。
分かりやすいインターフェースだ。

ウィンドウモードでXPを立ち上げたの図
描画パワーを猛烈に消費する ウィンドウモードなのに、XP上での「モッサリ感」が全然ない。
ストレスなくXPとOS-Xを同時使用できる。

画面右下にあるデバイスコントロール
左から、「FD」「HD-1」「HD-2」「CD/DVD」「ネット」「音」「USB」。

画面右上にあるコントロール
XPのインストールと設定が簡単にできたことに気をよくした俺は、いつも通り調子こいた。98のインストールに挑戦した。以下、重要項目を箇条書きで示す。