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2006年7月20日

エピソード17:Parallels入れた

BootCampによるWinXPは快調に動いている。あまりにも快調なので、それ以上何かを使用とする気が起きなかった。XPとOS-Xの間でファイルのやり取りが面倒なことと、XPとOS-Xの切り替え(再起動)が面倒なこと程度しか不満はなかった。ファイルのやり取りは、ファイルサーバーを間に挟めば可能だし、再起動についてはXPはイコールゲームマシンなので、ほぼ無問題だった。そのために悲劇は起きた。

夕べ、突然再起動が面倒になった。誘因は不明であるが、猫の気分なんてそんなものである。で、Parallelsを導入することとした。で、導入した。お試しの臨時キーで作動を確認してから、正規のシリアルを買った。$79だった。あれ?期間限定だけど$49じゃなかったっけ?・・・7月15日まででした。orz

かくして、「突然再起動が面倒になった」のが5日ほど遅すぎたため、$30損した。$1=360円なので、トータルで10,800円も損した(分かってる、分かってるから為替レートについては突っ込まないでくれ!!)。

インストールは全く簡単だった。XPのインストールも簡単だった。設定も何もかもが簡単だった。問題は、XPのアクティベーションだ。今回は作動確認を兼ねていたので、とりあえずBootCampで使用した正規製品版のXPを使った。当然まだアクティベーションはしていない。しつこい警告を無視しさえすれば、30日は使える。ネットでこの件を検索したら、「1台のマシンへのインストールなので、1製品でもだいじょうぶ」とかいう記事があった。「嘘こけ」と思いつつ、MSのサポートセンターへ事情を説明してなんとか別のシリアルIDをもらおうとしている俺がいる。結果についてはまたここで報告する。もしOKだったらラッキー!!(オレ様からのMSへの評価が2ポイント上がる)。もしダメだったら、メモリー製品へのOEM版XPを検索したら、ホームで約\1マソというのがあったので、これにする。

さて、Parallelsへの評価であるが、VirtualPCフェチの俺としては、「速い!!」と言わざるを得ない。単に「速い!」のではなく、「実用上全然文句が出ないほど速い!!」である。「こうした製品の遅さを良く分かった上で、使えないことはないという意味で速い」のとはちがう。こんな感じだ↓

(速)BootCamp > Parallels >>>>>>(越えられない壁)>>>>>> VirtualPC(遅)

速さが必要なときはBootCampでマシンのネイティブ・スピードを絞り出し、一太郎文書を参照しながら仕事をするときはParallelsと使い分けるのがこれからの世界標準となるであろう。

 

 

Parallelsの画面

VirtualPCのように、バーチャルマシンの一覧は出ない。
下にある「OPEN」ボタンで呼び出す。
右側のボタン類は、上から「停止」「サスペンド」「スタート」「リスタート」「画面表示切り替え(ウィンドウモードと全画面モード)」「設定画面(この画面)表示」「コンソール画面(Windows画面)表示」。

 

 

上記設定画面の詳細画面

この画面で設定を行う。
左の項目を選択すると、右のプロパティ画面が切り替わる。
分かりやすいインターフェースだ。

 

 

ウィンドウモードでXPを立ち上げたの図

描画パワーを猛烈に消費する ウィンドウモードなのに、XP上での「モッサリ感」が全然ない。
ストレスなくXPとOS-Xを同時使用できる。

 

 

画面右下にあるデバイスコントロール

左から、「FD」「HD-1」「HD-2」「CD/DVD」「ネット」「音」「USB」。

 

 

画面右上にあるコントロール

 

 

XPのインストールと設定が簡単にできたことに気をよくした俺は、いつも通り調子こいた。98のインストールに挑戦した。以下、重要項目を箇条書きで示す。

    1. 正規CDなのに、CDブートできなかった。
    2. いまさらFDをイメージ化してMBPに送ることもできず(Macintoshに接続してイメージ作る環境は、既にない)、途方に暮れる。
    3. ひらめく。
    4. VirtualPC動かしているPowerMacG4で98を動かし、まず新規FDイメージを作成する。次に起動ディスクの作成を行い、98の起動FDを先ほど用意したイメージディスク上に作成する。
    5. 祈りつつ、Parallels上で、VirtualPC謹製のFDイメージを読み込んでみる。普段の行いがよいので、あっさりと認識される。
    6. これで、めでたくParallels上でFDブートができた。
    7. ところが、98のインストールを進めていくと、DOS画面でCDを認識した後、画面が英語モードから日本語モードに切り替わったとたん、画面が滅茶苦茶になって今何が表示されているか分からなくなってしまう。何度挑戦してもダメ。
    8. FDでブートした時、インストールへ行かないで、F5を押してセーフモードにする。コマンド入力でCDにアクセスしてインストールを試みるが、なぜかsetup.exeが入っているwin98フォルダが表示されない・・・インストール不可。
    9. 作成に成功したXPの方へ、98をインストールするHD(イメージ)をマウントし、win98フォルダをコピーしようと試みる。
    10. が、fdiskも終わっていない領域未確保のディスクを、XP上でどうやって認識させてマウントさせるのかわからない。
    11. 約1時間試行錯誤。
    12. システムの管理の中にディスクの管理を発見。神に感謝する。
    13. が、領域未確保のディスクがどうしてもマウントできない(フォーマット画面まで進まない)。
    14. 先祖に祈ったらひらめいた。fdiskをせよと。
    15. 98をインストールしたときと同じFDブートで立ち上げ、fdiskを行う。
    16. 再度XPからアクセスすると、今度はフォーマットとマウントができた。
    17. 再々度98のインストールに挑戦。今度はプロンプト画面からc:\win98の中にあるsetup.exeを起動する。
    18. インストール成功。
    19. が、起動しない・・・。メモリー確認画面の後でうんともすんとも言わなくなってしまう。
    20. 現在はむかついて、この件は放置し、ガーランドにM1897の銃剣を装着する方へ逃避する。

以上のような次第だ。これからガーランドへの銃剣装着の方へ行くから。また何かあったらここへうpするから。じゃあね!

Parallels、買いですよ!!98入れるような馬鹿な真似さえしなければね。