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2006年5月4日

エピソード14:XP不具合-3

今回は壁紙自動変更編をお届けする。

MacOS-Xには標準で付いている機能だが、XPには壁紙を自動で変更する機能がない。嫌別に実務的には不要な機能なんだが・・・というのはドザの言い分。なにしろWinの世界では、アプリ起動時にウィンドウの背景が壁紙を隠してしまうのがデフォだ。

 

Windowsのデフォ。
ウィンドウ背景が壁紙を隠している。

 

Macintoshのデフォ。
壁紙が背景に見えるのが普通だ。

 

Macintoshを使い始めた頃は、壁紙が見えることが鬱陶しく、気が散ったものだ。しかし、複数のアプリを起動し、それらを相互参照しながら仕事をするときには、壁紙=「背景」が見えると言うことがいかに便利かが理解できた。ここで注意。複数のアプリを起動し、それらを「相互コピー&ペースト」ではない。「相互参照」だ。「相互コピー&ペースト」なら、Windowsのステイタスバーでアプリを切り替えて簡単に行うことが出来る。データをデータレベルで参照するのではなく、「人間の目で」参照する場合の話だ。

 

Photoshopがアクティブ(前面アプリ)の場合でも、背景が参照できるの図。
赤の囲みが別アプリのデータ。

 

ドザにこれを言うと、「小さいこと」と言われるばかりだが、一度この便利さを知ってしまったら、仕事では手放せない機能だ。上の写真例では、Photoshopの背景に書類を置いたが、このような組み合わせは少ない。アクティブがWordで、背景にExcelやAcrobat 、メール等を置いて参照することが多い。Windowsでも出来ないことはないが、ウィンドウの背景を小さくすることが不可欠で、するとメニューやツールボックスも小さくなったり隠れてしまったりする。使いにくいこと甚だしい。

Windowsの世界では、この「ウィンドウの背景」を透明にするフリー&シェアウェアもある。イコール、ドザでも「ウィンドウの背景」を鬱陶しく、邪魔なモノと見る人がいると言うことだ。逆に、MacOS上のアプリに対して、「ウィンドウ背景を付加する」フリー&シェアウェアは見たことがない。不要で無意味な機能だからだ。

しかたなく、どうしてもWindows上でPhotoshopを使わなければならない場合は、このように↓背景ウィンドウを上いっぱいにあげて使う。

しかし、「ウィンドウのサイズ最適機能」がないため、画像を最大化すると画像ウィンドウ左右端がツールボックスに隠れてしまい、非常に使いづらい。Adobeサイドでウィンドウサイズの最適化機能を付加することは出来ないモノか。

 

さて、アクティブなアプリの背景(壁紙)が「見える」と言うことは、かくも(少なくとも)私にとっては重要なことだ。Windowsを使って仕事をする機会が増えている現状では、上の写真のように極力背景が見えるようにウィンドウを調整して使っている。が、Photoshopのように、背景ウィンドウの「外に」ツールバーやボックスが出せるアプリばかりであるとは限らない。背景ウィンドウの中にしか存在できない場合もある。この場合は、「人間の目による参照」は不可能だ。

話が逸れたので元に戻す。背景が見えるようにWindowsの上でアプリの調整を心がけているが、必然的に「常時壁紙が目に入る」ようになる。すると気になるのは壁紙自体だ。俺は、自分が使っている全てのMacintosh上で同じ壁紙「群」を使い、自動切り替え機能で1分または5秒で切り替えている。機能的・仕事的な必然性はない。単なる趣味だ。

残念なことにWindowsには、自動壁紙切り替え機能はない(標準のスクリーンセーバーで指定されたフォルダ内の画像を順次表示する機能があるが、今スクリーンセーバーは関係ないので念のため)。しかたなく、痒いところの多いウィンドウズのために発達したフリー&シェアウェアで探す。1分もしないうちに見つかった。

最初に使ってみたのは・・・名前忘れた(wallなんとかだった)。既に削除してしまった。このソフトのよかったところは、壁紙変更時間が1秒単位で指定できる点だった。MacOS標準の切り替え機能では、5秒、1分...という時間しか指定できない。5秒では短すぎるし、1分では気が短い俺にとって長すぎる。この点はMacOSに対して不満を持っていた。この何とやらというソフトでは、37秒という、俺にとってジャストフィットのタイミングが指定でき、感動した。しかし、何故か設定が毎回起動毎に消えてしまい、起動するたびに設定のし直しになった。しかも、再起動でも設定が残る場合もあり、「今度の起動では、再設定が不要かな?再設定し直しかな?」とスリリングだった。つか、使い物にならなかった。削除した。

次に使ったのが「ReformPro1110」。これは設定値が消えず、毎回起動後に37秒間隔の切り替えを行ってくれる。画像のアスペクト比を変えずに最大表示が出来ないのが難点で、ワイド画面のMBPでは画像の左右に必ず空白が出来る。かといって、「画面に合わせて最大表示」にすると、左右に引っ張られた画像になってしまう。アスペクト比を変えないで「画面内に空白が出来ないように表示」=「画像で表示されない部分があってもOK」という設定がない・・・MacOSはこれが可能。不満はあるが、今のところこれを使っている。

さて、徐々にWindowsノートとして俺の生活の中に定着してきたMBP。Winの不満は多々あるが、MBPのクールな外観や質感、ハードウェアとしての機能美のおかげで、未だに「Windowsだけど使ってみようかな」という気にさせてくれる。たまにはMasOSで起動して、本来の性能を解き放ってもいる。