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てっぽうのページ

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FAL L1A1狙撃銃

 

 

STAR製:電動

パワーを落とすことによって、総合的な火力を高める(単位時間内の弾数増加)という、MP44(Stg44)が生み出したコンセプト。どこかの傲慢な国のわがままによって、西側では日の目を見るのが遅れてしまったアサルトライフル。ボルトアクションのフルパワーライフルからアサルトライフルへの変革期に咲き誇った「FAL」。セミオートのフルパワーライフル。反動がきつすぎて、フルオートの機能を封印されてしまった英国採用のL1A1。英国は、これでフォークランド紛争を戦った。現用のL85が「ジャム多発寡婦製造銃」と呼ばれてバカにされているのに比べれば、英国久々の大きな戦争で、信頼性の高いFALを手に戦えただけ、幸せだったのかな?

「長い」「フルパワー」「反動がキツイ」「セミオートのみ」という要素は、アサルトライフル全盛の現在では時代遅れの役立たずだと思う。が、狙撃銃としてなら、まだまだ生きる余地はある。米国のM14が、EBRとしてイラク戦を戦ったのと同じ。

今回、ドラグノフを買ったので、同じ「セミオート狙撃銃」であるPSG-1を中古で再入手したわけだが、やはりこの銃(L1A1)を忘れるわけにはいかない。速攻でオクで「スコープ装着可能なレシーバーカバー」を落札し、めでたくL1A1狙撃銃が完成。

元々STAR製のL1A1は、セミグロスブラック(半つや消しの黒)で、ツヤツヤした表面は、少々気に入らなかった。今回手に入れたレシーバーカバーはつや消しの濃いグレーで、パーカーライジングっぽくて、気に入った。今度、インディのパーカーで全塗装に挑戦したくなった。

表面処理が気に入ったレイル付きのレシーバカバーだが、ひとつ欠点がある。スコープマウント(溶接でカバーに取り付けられている)のだが、カバー後端に取り付けてあるため、スコープを装着すると、どうしてもスコープが後になってしまう。スコープの理想的な接眼位置はもっと前なのだが、写真の位置よりもスコープを前に取り付けることができない。カバー上面の全面がレイルだったら無問題なのだが。KINGアームズのFAL(G1)用のマウント付きカバーは、上面全てがレイルなのだが。

スコープは、オクで6千円台。写真で見る「戦場で使われるFAL狙撃銃」には、チューブ径1インチ(2.54cm)の小振りなものが多いのだが、今回手に入れたチューブ径30mmの大柄のスコープの方が、皮肉なことに安かった。どうせお座敷なので、実用性(性能)は問題にしていない。

スコープを装着しただけなのに、FALの印象が大幅に変わって、かっこよくなったと感動した。むしろ、元々FALにはスコープが装着されていて「当たり前」のようにも感じられるようになった。