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オマエら、ぬこたんを軽く見ない方がいいぞ。ぬこたんはオマエらを軽く見てるぞ。

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2006年2月18日

エピソード15:猫踊り

またもや予告と違う内容に怒りを感じているあなたがいる。
仕方ないでしょ、俺は猫だから。
3分前までの過去と3分後までの見通し、合計6分間に生きる猫なんだから。

ここ数回分がしんみりとした内容になったので、「おもろない!」というクレームをいただきましたが当社といたしましてはお客様の利益と利便を最優先させていただきご忠告いただきました内容について早急に対処すると共に中指をおっ立ててFuck You!!とお詫び申し上げます。
ということで謙虚な俺は「おもろない!内容」ではなくておもろい内容を書く羽目になったがなんかムカつく。
踊らされているような気がするので猫族を踊らせる話をする。

猫を踊らせる。
猫踊りである。
犬が踊れば犬踊り、豚が踊れば豚踊り、獅子が踊れば獅子舞。
「獅子踊り」と答えた香具師m9(^Д^)プギャー
小学生並の行為であるが俺の知能年齢は小学生レベルなので無問題。

猫を踊らせるにはこーする↓赤線部分は輪ゴムである。

潔癖性である猫属は、こんな異物を装着されたら当然嫌がる。
嫌だから外そうとする。
が、なかなか外れない。
だから・・・。

ペル(次男、完璧黒、普通の猫)は上手に踊る。
片手を使って輪ゴムを外そうとするが、顔に食い込んでいるためうまく外せない。
仕方なく両手を使うが、両手を地面から話すとバランスがとれないので、後足で立ち上がってバランスを取るしかない。
後ろ足だけで立ち上がった姿勢はバランスが取りにくいので、前後左右にステップを踏みながら両手でゴムを外そうとする。
なまじっか運動神経のイイペル(次男、完璧黒、普通の猫)なので、倒れることなく前後左右にステップを踏みながら、ゴムを取ろうと上げた両手を激しく動かしながら・・・踊る。
結構早いうちに取ってしまうので、踊りが観られる時間は短い。

ポミー(三男、しっぽ曲がり黒、ちょっとマヌケ)も同じような過程をたどるが、運動神経が鈍いので、そのステップは危うい。
ステップと言うより酔拳。
両手の動きも緩慢で、うまく輪ゴムがとれない。
そのうちに転倒し、パニクりながら必死になって輪ゴムを外そうとする。
そのときの注目点は後ろ足である。
転倒しているわけだから、後ろ足は今の行為(輪ゴムを外す行為)には不要のはずだ。
なのに後ろ足は激しく伸縮を繰り返す。
両足猫キックである。

ネコジ(四男チビ、白いパンツ黒猫、ニヒルな天才児)は、最初の1回だけペル(次男、完璧黒、普通の猫)と同じだった。
2回目以降は輪ゴムがかけられそうな気配を察すると、反撃に転ずるようになった。
無理にやろうとしたら、ネコパンチを左頬に食らった(クリーンヒット)ことがある。
ツメは出ていなかったが、「次は本気でツメ出すからな!」という意図を察してそれ以上は止めといた。
ネコジ(四男チビ、白いパンツ黒猫、ニヒルな天才児)に猫踊りをしてもらう行為には、並々ならぬ覚悟が必要となった。

イチ(長男、ブチ、デブ、馬鹿、天然)は踊らない。
つか、輪ゴムを気にしない。
迷惑そうな顔はするが、輪ゴムをはめられたまま、そのまま一日を過ごしてしまう。
「やあ。今日は退屈だったよ。寝てばかりだったけどさ。そっちはどうよ?給食おいしかった?輪ゴム迷惑なんだよね。」と。

 

次回は三匹が二匹になった話をする。