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オマエら、ぬこたんを軽く見ない方がいいぞ。ぬこたんはオマエらを軽く見てるぞ。

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2006年2月4日

エピソード4:竹輪を長い輪ゴムで天井からつるしたらぬこたんはどうするのか

  • 輪ゴムをつなげる。いくつもいくつもつなげて長くする。
  • 天井にヒートンを取り付け、長くつないだ輪ゴムをとりつける。
  • 輪ゴムの下端に竹輪を取り付ける。
  • 竹輪の高さは静止状態でぬこたんが後ろ足で立ち上げってようやく前足が届く程度にする。

竹輪の臭いに気づいたペル(次男、完璧黒、普通の猫)が後ろ足で立ち上がって、竹輪を前足で引っ張って、口に運ぶ。
竹輪を一口食べた瞬間、竹輪はゴムのテンションによって引っ張られ、ビヨヨ〜〜〜ンと上下を繰り返す。
次第に竹輪の動きに左右のブレが加わり、上下運動と左右の振り子運動が合成された複雑な動きを見せる。
その激しい動きに反応したネコジ(四男、白いパンツ黒猫、ニヒルな天才児)が素早く竹輪めがけて跳びかかる。
身のこなしが軽いネコジ(四男、白いパンツ黒猫、ニヒルな天才児)ではあるが、ジャンプした目標はジャンプした瞬間の位置であったので、空中でその位置に到達したときには、すでに竹輪は未来位置にある。
でもさすが天才児のネコジ(四男、白いパンツ黒猫、ニヒルな天才児)、2度目は失敗せず、竹輪の動きを見切ってその未来位置へめがけて跳ぶ。
さっき一口食べたペル(次男、完璧黒、普通の猫)も 負けじとジャンプするが、微妙に竹輪の動きの読みが甘い。 ネコジ(四男、白いパンツ黒猫、ニヒルな天才児)はこの時点で数回、竹輪をかじることに成功、さらにジャンプを続ける。
この段階でようやくポミー(三男、しっぽ曲がり黒、ちょっとマヌケ)が騒ぎに気づき、ジャンプに加わる。
しかしその跳躍先は、跳躍時点での竹輪の位置・・・竹輪の過去位置へ向けてだ。
虚しく空を切り、 ネコジ(四男、白いパンツ黒猫、ニヒルな天才児)やペル(次男、完璧黒、普通の猫)と空中衝突を繰り返し始める。
怒るペル(次男、完璧黒、普通の猫)と喧嘩になり、数秒で組み伏せられ、助けを求めるポミー(三男、しっぽ曲がり黒、ちょっとマヌケ)。
見かねて俺がレフェリーストップをかけ、震えているポミー(三男、しっぽ曲がり黒、ちょっとマヌケ)を抱きしめて慰めてやる。
そしてようやく真打ちのイチ(長男、ブチ、デブ、馬鹿、天然)の登場だ。
ポミー(三男、しっぽ曲がり黒、ちょっとマヌケ)と同じく跳躍先は、跳躍時点での竹輪の位置・・・竹輪の過去位置へ向けてであるのは当然として、それ以前にイチ(長男、ブチ、デブ、馬鹿、天然)の跳躍には問題がある。
高度だ。
跳躍の高さが決定的に足りない。
次男や四男が1m近くの跳躍をしているのに、イチ(長男、ブチ、デブ、馬鹿、天然)の跳躍はせいぜい30cm。
ネコジ(四男、白いパンツ黒猫、ニヒルな天才児)やペル(次男、完璧黒、普通の猫)によって竹輪はかなり小さくされている。
その二匹の熾烈な争奪戦闘が行われている高度100cm、その遙か下、高度30cm付近でイチ(長男、ブチ、デブ、馬鹿、天然)が必死に舞っている。
疲れてくると、高度が落ちるだけでなく、タイミングもバラバラになってくる。
すでに竹輪めがけた跳躍ではなく・・・目標に向けての跳躍ではない。
イチ(長男、ブチ、デブ、馬鹿、天然)自身も何をやっているのか、既に分からなくなっていると思う。

竹輪が二匹に食い尽くされ、ゴムだけがぶら下がって揺れている(重りの竹輪が無くなったことにより、ゴムの下端は高い位置にある)。
満足した二匹は部屋の隅で毛繕いをはじめ、ポミー(三男、しっぽ曲がり黒、ちょっとマヌケ)は落ち着いて部屋の隅で寝ている。
イチ(長男、ブチ、デブ、馬鹿、天然)の跳躍はまだ続いている。

次回は、「ぬこたんによる廊下直角コーナー四輪ドリフト」を公開する。