シフトノブについては、特に俺は頑固だ。「球」、まんまる、これしかない。これしか俺の中には存在しない。材質は金属か木。


木の場合はロータスヨーロッパ、このイメージ。が、今までの車「ファミリアアンフィニ」「CR-X」「B4」の時には、どれだけ探しても木の球は手に入らなかった。仕方なく、金属球で我慢してた。スイフトスポーツでも、当初は我慢してた。

まぁ、これはこれで気に入っている。B4はずっとこれだったし。
でもね・・・。
今回、スイフトスポーツを英国VAUXHALL風に仕上げるに当たって、やはり木の球シフトノブは必須、避けて通れない必須アイテムという思いは日々大きくなり、ついに夢に出てくる位になってしまった。で、いろいろ調べたが、やはり木の球シフトノブは市販では存在しない。楕円形とかの球ではないのはあったが、球以外はクソだ!!(・・・こらこら)
ここまで言い切ったからには、木の球シフトノブを手に入れなければ国家の衰退あるのみ、さあ検索しろ!さあググれ!このカスが!!といつもの病的なノリで検索の鬼と化した俺はネット上を勇猛果敢に責め立てること数分、こんなサイトに行き当たった。
工房 木よう大工
木球、もっきゅう、あるある。木球の王国状態。大きさも材質も何でもござれ、オーダーメードどんと来い!!と。そこまで言われて注文しなければプロシア騎士団の名折れ、すぐに注文した。
木製シフトノブ
材種:チーク無垢材
直径49mm球〜50mm球
平面に穴あけ加工 穴の直径は16mm、深さは25mm
無塗装
この条件で受けていただき、料金は4k円でおつりが来た。納期はかかるが(2週間程度)、とても良い仕事をしてくださる。さすが日本の職人さん。
表面は無加工(仕上げ)なので、悩んだ。ニスが一番簡単だが、だんだん磨かれるという楽しみがない。やはりここはオイル仕上げ。てっぽで鍛えた究極のオイル仕上げ。亜麻仁油、まだあったかな?
オイル仕上げ(塗って1日放置してウェスで磨く、これを7回リピート)も終わり、穴にシフトノブ用汎用ナット(このためだけに、数千円のシフトノブ買ってきたw)を木工ボンドで装着。ボンド乾いて完成。



毎日シフトしてるので、最近、つやが出てきた。表面もなめらかになり、良い感じ。英国仕様宣言するなら、これしかないと思いますが異論は現在受け付けておりませんので放置してあげてください。泣き出すと厄介ですので。