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くるまのページ

ハイブリッドとか電気自動車とかエコとかの時代なんだろうけど車はやっぱガソリンです。
こうして、人類は衰退していくのです。なるほど。

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スズキ スイフトスポーツ (4)

 

 

ホイールはこれ。

俺は純正ホイールが好きではない。デザインとか重量とか機能性とかではなく、「みんなと同じでしょう」だから好きになれない。スイスポの場合、鍛造でもないのにすごく性能の良い(軽量強靱)ホイールらしい。バネ下重量を減らす威力は、何度も経験している。だから本来なら、デザインや雰囲気ではなく、より軽量で強靱なホイールが正しき道、正義であろう。でもね、金がないと正義も貫けないないのが現実。RAYSとかBBSとかOZとか、自分の気に入ったホイールはいっぱいあるけど、今は金欠(いや、金が有り余った経験はないのだがw)。そうか、高性能ホイールは今は無理か(だ・か・ら、金が有り余った経験はないっw)。それならそれで、人生楽しみ方はいくらでもある。中古だ。

中古で高性能は難しい。じゃいっそ、性能度外視、デザインで選ぼう。

今回、なんやかんやでVAUXHALL英国風になっちゃったので、ホイールもそれらしいモノでいこう!と。スイスポの画像でホイール部分を空白にし、じーっと見つめること5分、見えてきたのは「RAYS VERSUS TURISMO DOLCE」。

おお!!いかにも「私重いわよ!」「掃除は楽ですよ!!」「戦車の転輪じゃないですよ、失礼な!!」的な。実はこのホイール、B4のときに決めて発注したら、間違って「シーザー」が来てしまったという曰く付きのホイール(ちなみに、「ま、こっちでもいいですわw」と決めてしまった自分はかわいいと思います)。

なんかこの形、好き。いや、好きという生やさしいものではなく、運命の相手かもしれない。むしろ前世で決まっていた運命、宿命、もうこれしかない!と、不思議に好きになってしまった。初めからもう決まっていたようなものだ。・・・じゃ、ホイール選ぶ作業って何だったのだろうか?

一応、このホイールを選んだ合理的(?)理由付けが終わったところで、手に入れよう。→ヤフオクで2万円、以上で終了。

安いだけあって、ガジり傷もありへこみもあった。アルミパテで修復、足付けのために表面荒らして、ホイール用のプライマー吹いて、後はひたすら銀を吹くべし!吹くべし!クリアーを塗り重ねて終わり。ホイール、送料、修復、塗料全部含んで3万円ちょっと。まぁ、OKか。

ホイールが仕上がると同時に納車。喜び勇んで次の日にスタンドへ交換へ。

純正タイヤを履き替えて、いざ装着で問題発生。ホイールナットの大きさ。純正は19mmだが、このホイールの穴は超狭くてナットはギリで入るが、工具が入らない。全然入らない。・・・このホイールには17mmのナットじゃなきゃ駄目だということが、ホイールのタイヤ付け替え後に判明。すぐに近所の車やカーショップ、ディーラー等へHELPを求めたが、最速で「明日夕方なら入れられます」と。明日は朝から仕事だし。泣く泣く再度タイヤを戻してもらい、泣く泣く家へ帰った(当然、組み替え工賃は取られた。でもさすがにかわいそうに思われたのか、戻した分は勘弁してもらった)。

ネット通販で注文(日曜夜)、火曜日に到着。水曜日に再度組み替え、無事終了。当然このときの工賃も取られた。思わぬ、いや、お馬鹿な出費だ。よい勉強をした。ただ、こうして学んだことが次の役に立った試しがないのだが。

  

  

  

 

(自称)英国VAUXHALL仕様(orz)なので、センターキャップにも手を入れなければならない。表面が曲面のセンターキャップを平らに削り、パソコンで作った「お外でも大丈夫ステッカー用紙」でエンブレムを作って貼った。

 

ホイール外周の「VERSUS TURISMO DOLCE」の文字ステッカー(塗装?)は、当然中古ホイールでは生き残っていなかった。生き残っていたとしても、表面処理と塗装で消えていただろう。しかたなく、カッティングプロッタの登場。久々の登場、10年以上ぶり。以前B4のメーリングリスト「B4ML」で、このプロッタで公式ステッカーを作成、配布した。懐かしい。このためだけに残してあるXPマシンを倉庫から引っ張り出してきて奮闘した(まともに動かすのに3日かかった)。イラレでホイール外周の弧を描き、それに沿わせてカッティングしたが、文字がきれいに出ない。カッティングマシン付属の専用ソフトはおもちゃ並み+弧に沿って文字が配置してあると、文字の線がほとんど斜めになるため、微妙に汚くなる(安物プロッタ)。しかたなく、イラレで動くヘルパーソフトを導入、文字を直線に沿って(普通に)カッティング。一文字一文字切り離し、ホイール外周の弧を印刷した用紙に、弧に沿わせて貼り付けて(当然、台紙状態で)やっと完成。8カ所分の作成は・・・大変でした、本当。あまりの大変さに、ホイールに貼るときにいい加減になってしまい、位置がちょっと変だが、見えないことにしている。

なお、本来は「VERSUS TURISMO DOLCE」になるべきだったんだが、カッティングマシンの刃が古くて、「M」の鋭角切りが何度やっても失敗、「M」の字をあきらめた。すると「VERSUS DOLCE」になって、なんか短くない?と。よし、ここはどうせ架空設定の「VAUXHALL sport」、創ってしまえ!と。「SERIE VERSUS VAUXHALL」にした。もう、何が何だか完全に意味不明になっている。

純正ホイールは、岐阜県飛騨地方の必需品、スタッドレスタイヤ用。ガンメタにでも塗るつもりだ(みんなと同じが嫌い)。

将来、天からお金が降ってきて財布が豊かになったら、新品の高性能ホイールを履こう。それまではこれが最高。