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くるまのページ

ハイブリッドとか電気自動車とかエコとかの時代なんだろうけど車はやっぱガソリンです。
こうして、人類は衰退していくのです。なるほど。

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スズキ スイフトスポーツ (2)

 

 

何はともあれ追加メーター

ミウラとパンテーラ。このメーターの風景が、自分の「車」という概念の源。丸いアナログメーター、これ無くして車とはいえない。だから、自分の車では必ずアナログの追加メーターを入れる。

 

RX-7初代初期型(25年以上前)

 

B4初代初期型(10年前)

レースに出る訳でもないのに、なぜ必要?と問われても困る。自分にとっての車とは、丸いアナログメータの追加が必須、ただそれだけである。

では、今回のスイスポ、どうするか。

インパネのオーディオ、空調コントロール部分は無理っぽい。一等地なのに。しかたなく、インパネ上という二等地に場所を探す。赤矢印の辺だ。でもここ、なんか物入れになってて開きますが。

この上に三連メーターを設置することもできるが、なんか変。・・・そうか、中に入れちゃえ、と。「ダッシュ上物入れの中に三連メータ設置」が決まった。

メーター自身はどうする?RX-7やファミリアの時代に使った大森製52φは汚いし傷も多い。B4で使ったたのはまだきれいだが、45φでメーター板が白(B4ではホワイトメーターで統一していた)。スイスポの場合は、52φの黒で行きたい。よし、新規でそろえよう。1個平均12K円として、「水温」「油温」「油圧」「バキューム」「電圧」が欲しいので、総計約60K円。うーん、きつい。マフラー、CPU、ライト(バルブ)、ホイール、車体補強パーツ等々、新車が飲み込む資金は無尽蔵。メータに多額の金をつぎ込めない(今の自分にとって6万円は大金)。ということで、メーター探しの旅が始まった。

メーター探しをはじめて、最初に気づいたのが大森メーター。なんと、倒産してたしw 前回大森メーターを買ったのが約12年前。そうか、12年もあれば、業界の巨人がいなくなっても不思議はないんだな。学生時代(RX-7時代)から一貫してお世話になっていた大森メーター、なんか人生って悲しい。

他を当たってみたが、安くてかっこいいメーターがない。いや、待てよ?なにこれ?安いし。すごく安い。「オートゲージ」?聞いたことがないが、やたらと安い。楽天ショップの特価品だと、一つ2〜3k円弱。5つそろえても1万円ちょっと。ネットで評判を観てみたら・・・ハハハ、散々ですわw でも良いんです、あとから交換しても良いし、とりあえずで。ということで、5つのメーターは全てオートゲージに決定。オプションのフードも買った。なお、俺が買った「ブラックフェイスシリーズ」の初期型?は特に評判が悪かったらしく、すでに絶版っぽい。安かったはずだw

さて、ダッシュボード上物入れの中に入れるメーターパネルの製作。物入れのふたはそのまま使うので、メーターパネルの大半はふたとくぼみで隠される・・・それほど外観を気にする必要も無し。強度も必要ないので、1mmプラ板で切った貼った。

  

  

  

  

  

  

  

  

  

メーターの傾きは、メーターについていた純正のフードを裏返して使った。実際にフードとして役に立っているのが、オプションのフード。メーターの固定はグルーガン。適度な強度はあるくせに、いざ外すときには非常に楽。今回のように、メーターがパネルから斜めに顔を出す場合には、まともに純正金具を使おうとすると、非常に作業が大変。大変なことが大嫌いな俺には、グルーガンは最高。

物入れのふたは、開閉のためのスプリングを外した。そうでないと、ふたが開いてしまう。スプリングを外すと、ふたが閉まる方向に力が加わるため、ハードに走ってもがたつき等は無し。もしがたつきが出ても、パネルとふたの間に緩衝材を噛ませれば問題はないと思われ。メーターパネルの固定は、ベルクロ。メータ配線は、ふたの隙間から十分通せた。非破壊工作ができたため、完全に元に戻すことが可能。将来、もっと良い(まともな)メーターを手に入れた際、作り直せるようにとの配慮。

 

真後ろから。
メーターがドライバーに向かって斜めになっているのがわかるだろうか。

 

  

  

ドライバー視点から。

 

  

左右から。

追加メーターは、「いかにも後からつけました候」というレーサーっぽいのもアリだが、自分的には純正然としたのが好み。だから、ダッシュボード上は自分的には二等地。ダッシュボード内かセンターコンソールが一等地。今回、ダッシュボート上なのに、純正物入れの「中」に設置できたので、限りなく一等地に近く、うれしい。将来、エアコンダクトの問題が解決できたら、リトラクタブル(エンジンON-OFFでウニュ〜〜〜ッとw)にするのも良いなと思っている。この車じゃないが、誰かやってるのをネット上で観たな。

三連メーターは左から油圧、油温、水温。電圧とバキュームはいずれレポ(上の写真に写ってる。センターコンソール空調コントロール下)。

配線(配管)もまた今度レポ(つか、油温ブロック設置しただけで、配線は全然。まだ一つも動いていないw)。

メーター自体は、さすがオートゲージ!! 昼間は環境光の反射でまず見えない。夜間は照明がまぶしすぎて(車照明ONによる減光処理が全然不足)見る気にならない。本当、さすが5個で1万円ちょっとの実力。でも、全て電気接続式なので、各センサーの設置は楽そう。機械式(プルドン式)の配管した経験のある人には、この話はよく分かってもらえると思う。堅くて太いプルドン管、きつく曲げたら破損して終了。水温と油温の2本に加え、油圧のパイプも難物。銅管選ぶと細くて楽だけど破損しやすくて心配、メッシュ選ぶと丈夫だけど太くて堅い。この3本を、ダッシュボードに設置して、だっしゅうらの複雑な経路通して、バルクヘッド通して、エンジンルーム内をまた複雑に引き回してセンサーへ。配管にゆとりがないと、メーターを外すためだけにセンサーごと外し、複雑な引き回しを逆にたどる必要が。配管にゆとりを持たせると、ダッシュボード裏の狭い空間にゆとり部分を納めるスペースが必要。しかも、プルドン管の破損を避けるために、丸めるときには細心の注意が(Rもきつくできない)。それでも俺は基本的に機械式が好きだ。イグニッションONのセレモニーがない代わりに、電源関係なく表示される。エンジンを切ったあとでも、油温も水温も表示されている。が、いかんせんもう老齢、キツい作業は無理。電気式なら途中の引き回しは細い電線のみ。今回は電気式で妥協した。

あと計器で考えているのがタコ。純正はレッドの位置が中途半端。7千回転のリミットが88〜89度という微妙さ。レッドは真上、0度にしたい。RX-7でやったように、メーター板自体をぐるりと回して装着、レッド真上は、この車では無理。タコメーターの下端がメータークラスタで途切れていて真円でない。メータパネルごとの改造(B4の時のような)は面倒なのでパス。純正タコの前に80φ程度のタコを設置しようかと思っている。候補は永井電子のクラブマンシリーズ8000回転モデル。

ま、おいおいと。