結構昔から見る銃だ。ハドソンのモデルガン、マルイのエアコキなんか。特にマルイの「発光トレーサーつきエアコキ」は、めっちゃ欲しかったが、「エアコキ」の部分でなんか萎えて買わなかった。
形で好き嫌いが分かれると思う。小さくて短いマガジンがなんか貧弱に見えて、俺は余り好きじゃなかった。マトリックスでネオが両手撃ちをしていたが、余り萌えなかった。きっかけがなければ、多分一生買わなかったかも知れない。きっかけとは、WZ63が手元へ来たことだ。旧共産圏の小型SMGが手に入った以上、類は友を呼ばなければならない。基本だよね。
現状での選択肢は3つ。ハドソンのモデルガンか、マルイの電動か、マルゼンのガスブロか。オートだからモデルガンはパス(火薬のメンテをする気力なし)。マルイの電動は射撃性能が安定しているだろうし、精度も高いであろうが、目の前にあるエジェクションポートから見えるボルトが動かない。やはり躍動感を求めてガスブロだろう。ということで、マルゼンに決まり。通販とオクの両方で新品価格を調べたら、オクの方が僅かに安かったので、オク(ショップ)にした。
はじめて手にした最初の印象は「グリップがヴァーチカル!!」だった。射撃線に対してほとんど垂直のグリップ。なんか、違和感があった。でもね、よく考えてみるとUZIやWZ63なんかも垂直なわけよ・・・出も違和感感じなかった。じゃ、なんでスコーピオンだけ違和感?形状が違うからだ。UZIやWZ63は、ボディの中央あたりにグリップがある。後ろに長い感じだ。それに対してスコーピオンは、グリップが後端にある。M712と同じ状態だ。前に長い感じだ。右手首上にボディが来ないので、「通常のハンドガン」と脳が判断し、「通常のハンドガン」と比較してしまう、そんな感じ?基本的に曲銃床萌えな俺は、グリップの角度は水平に近い方が好きだ。P38よりP08、FG42後期型よりFG42前期型、AK47よりFAL。でも、世の中は今やヴァーチカルである。直立である。垂直である。この流れからいくと、次世代は「逆傾斜グリップ」?ハンドメガホン(トークスイッチ入れると「ピーーーーッ!!」とハウリンググするのが基本)だな。
さて、躍動感求めて買った以上、撃たなきゃ。撃ってなんぼのもんだ。ガス入れてコッキング。言い忘れたが、この銃は(実銃も)クローズドボルト。オープンボルトが多いSMGの中で、MP5並に「高級」?しかもMP5より古い設計。たいしたもんだ。努力賞くらいはやってもいいんじゃないか?
かるーい感じでブローバック。フルオートも快調。午前2時にお外だったので、バイオ弾の行方は全然見えない。マズルから数メートルの弾道を見た限りでは、「今どきの規制銃の標準?」と思った。夏にお外で乱射したら、気持ちいいだろうな。