世間には知られていないが、俺はボルトアクションが好きである。１発ずつ丹念に狙って撃つ、そのプロイメージが好きである。
その、俺が大好きであるところのボルトアクションが、あのマルイから出るということで、俺は大いに期待した。今年の冬季オリンピック並みに期待した。で、今年の冬季オリンピック並みの結果となった。
外観や造りはさすがマルイ。安心して中身を見もしないで買える安心感がある。ボルトの引きは適度に重いが、片付けして姿勢をくずさずに操作できる程度には軽い。トリガープルは軽くないが、チューン次第でどうとでもなるから無問題。ショップで手にして確かめた俺は、その完成度がうれしくて、スコープとTNの精密バレルも同時に買った。スコープは安物だが、雰囲気は十分。
で、この銃はお座敷イメージではなく、本当に何かを狙いたくなる銃だったので、珍しくお外へ持ち出して射撃。
スコープとホップを調整して、25mでレティクルの中心へ集弾するように調整する。この段階で最高（最も小さい）弾着半径は24cm。箱出しとしてはまぁまぁの性能・・・しかし不満。50m射撃に挑戦する。ホップが決まらない。弱めにすると迫撃砲並みの角度が必要になるし、強めにすると左右に極端にぶれる。正直、萎えた。カスタムで精度を追求しようと考え、そのままお蔵入りした。
マルイ電動のM14を買った。撃った。ものすごい精度。50m射撃で人間大の的は外さない。無風ならば30cm程度の円も外さない。しかも完全ノーマル箱出し。この瞬間にVRS010の運命は決まった。・・・オクで売った。
この銃は一応架空銃なのだが、明らかにレミントンのM-700の模倣なので、カテゴリは米国にした。
やっぱ、（手放して）えかったわぁー・・・ w
