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てっぽうのページ

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92式拳銃

 

 

?製:訓練用ラバーガン

本稿のレポート、写真は全て「大陸浪人」さんのご提供です。

他の投稿がエアガンだ、モデルガンだ、無稼働実銃だという中でこれはどうよ?というご意見もあるかもしれませんが日本ではあまり知られていない拳銃でしょうしご容赦頂ければ幸いです。

さてこの92式拳銃は中国の軍、警察用拳銃として開発されたようです。いきなりのフレームポリマーでびっくりですし、タクティカルライトを装着する事を前提としたデザインは採用された92年当時では相当先進的だったのではないでしょうか。まあ、デザインはどこかで見たことのあるような感じで新鮮味はありませんけども。

国内向けは5.8ミリ、輸出用は9ミリパラベラムを使用します。国内向けにはグリップに星が入っていますが輸出用はないみたいです。さすがは中国。

今回投稿させて頂いたのは訓練用のラバーガンです。ディティールは甘いのですがよくできていると思います。相当ゴム臭いですが。でもスライドストップが再現されていないせいでちょっと間抜けな感じに見えます。台湾とか香港あたりのメーカーがエアガンで出してくれるとうれしいんですけどね。多分そういうことはないと思いますけども。

 

 

 

 

<kのコメント>

謎の大国中国。自分にとって、中国は謎が満載だ。その謎の一角を担うのがこの制式銃。95式ライフルや97式ライフルもそうなのだが、このところの中国って、先進的。ポリマー大量採用したAUG、意地を見せたなオーストリア。この伝統バカの国に何が起きた!?、サプライズ満載のL85 by 英国。フランスはFA-MASでも驚かない、フランスだからw でも一番の驚きは中国の97式。AK(56式)からいきなり97式・・・あり得ない進化。米国とタメ張ったロシアでさえ、未だにAKから脱却(進化)できないのに、中国が?と。

正直、中国に対して誤った認識(偏見とも言う)が自分の中にあるのは否めない。「ちょんまげの男たちが、和服に刀差して馬で富士山の麓を出勤している。お昼は当然すし。女はみんなゲーシャガール」のような日本に対する偏見には腹が立つが、実は自分自身も中国に対して偏見を持っている。「全員、早朝太極拳の後で飲茶して自転車で出勤している。昼は特級厨師がつくった幻の炒飯。当然、全員辮髪(べんぱつ)」と。・・・今では反省している。英国に対しては「朝食がまずくて、昼食もまずくて、夕食に至っては食えたものじゃない」と勝手に思ってたが、そのとおりだったので反省はしない。いや、それ以上だったから、謝罪を要求したいw

偏見を改め、急速に先進国化しつつある高度成長の中国。偏見を多少改めても、謎の国であることに変わりはない。今回、大陸浪人さんに教えていただいたのがこの92式拳銃。グリップがベレッタで、スライドがハイパワーの組み合わせ銃ではない。既存の銃に似ているということは、「枯れた技術を採用した、手堅い設計」である証拠。某英国のL85のように、「目新しいのは、ブルパップ構造とSUSATのみ。後はAR-18の焼き直し」と、手堅さを演出して、「さすが英国!と褒めてもらいたかった」のに、豈図らんや、史上稀に見る駄銃になってしまったお?というお馬鹿な国とは違う・・・らしい(ネット上の未確認2次、3次情報なので)。

謎の国中国、その実態をもっと「偏見なしで」知りたいものである。

大陸浪人さん、ありがとうございます。56式購入以降、中国に対する興味がうなぎのぼりな自分ですが、まだまだ未熟者。これからもよろしくお願い致します。