てっぽうのページ

てっぽうのことが載ってるよ。 サッカーとか液晶テレビとかの話題は他へ行ってくれよな。

TOPへ　　　　　メニューへ

64式自動小銃

TOP製改：電動

本稿のレポート、写真は全て「MG42」さんのご提供です。

今回の投稿作品は「64式自動小銃」と言う事で、もうすでに多くの方が投稿されていますが、マルイのメカボをコンプリートした物は無い様ですので、お許し下さい。東京マルイ製「AK47」のメカボ（バージョン３）を使って、フィールドでの振り回しに十分耐える「64式」を造ってほしいと言う要望に答えた作品です。

こうしてモデルガン的要素を整えて、尚且つ電動ガン要素を完璧にすると「なんと精悍な銃か！」と言う事がはっきりします。64式バンザイ！！です。機会があれば私もコレクションの一つにしたいと本当に思いました。

 

ボルトとボルトストッパー。
TOPのオリジナルは、ボルトが半分レシーバー側に造形されていて、その部分は動きませんでした。
またボルトの動く方も、動くのは30mm位でモデルガン的な要素は見てとれませんでしたが、すべて動くように造り直しました。
そして、フルストロークで動く事でボルトストップが掛かる様にしました。

＜ｋのコメント＞

六四式は大好きだ。最近の自分の志向として「箱ボディ」が好きだ俺、と気づいた。AKやL85がそうだ。そして今回のこの六四式もそうだ。昔風というのか、昔の職員気質というのか、そういう匂いのする銃が好きだ。

ところが、日本のTOYガンメーカーは、国産の銃に冷たい。八九式はマルイがモデルアップしたから、決定版で一応満足できた。が、冷戦期の日本を支えてきた最大功労者、六四式におまえらちょっと冷たすぎないか？と。こんなかっこいい銃は他においそれと見つからないぞ。米国らしいしっかり感、欧州らしい優美さ、旧共産国らしい無骨さ、それらすべてを受け継いでいる銃だと思う。

TOP製は正直、六四式様に失礼だ。モナカ左右張り合わせのアッパーレシーバーは、まぁ、許せる。銀色塗装のハンドガード上部も、まぁ、許そう。許せないのが木の部分。グリップは無骨を通り越して非人間的な「断面正方形に近い」状態。厚いとかというレベルじゃなくて、棍棒を握っている感じ。銃床は・・・あの上部の優美な曲線は壊滅状態で、ストレート、まっすぐ、直線。ここ削るには、内部に詰め物して（穴が開くからｗ）削るしかない。しかも削った後はノーマルと同じバッテリーは使えない。でもまぁ、薄型モーター手に入れたり、詰め物して削りまくれば、なんとかなるレベルではあるので、まぁ、見て見ぬふりもできる。どうしても許せないのがボルト。この銃の一番の魅力がG43のような「上部がパカっと開くエジェクションポート」と「申し訳程度ちょこんと上に突き出たオペハンがついた長く見えるボルト」だ。そのどちらもオミットされ、醜悪な状態を晒している。こんな六四式、嫌だ。

嫌だけど、これ以外の選択肢は某セレブ対象のモデルガンしかない。昔オクで「〜人予約が入ったら、再版します」と、「予約金」取ってたのを目にして、一気にこの会社が嫌いになったので、この選択肢もダメ。つか、会社嫌いになってなくても、販売されてたとしても、価格の面で無理だったろうがｗ

ということで、今回のMG42さんのこのカスタム品。すごい。モデルガン要素、スゴすぎ。ボルトがフルストロークで動く！！　グリップも薄い！！　銃床の優美な曲線が再現されている！！　しかも、この状態でマルイ製メカボが組んである！！　・・・これ、どこかで大量生産＆販売できませんかね？10万未満（で恐縮ですが）なら即買います。

砂漠の戦いで再び脚光を浴びた旧NARO弾・・・.308NATO。この弾薬使う銃って、自分的にはすべてツボ。弱装弾仕様とはいえ、.308NATO陣営の六四式。今年こそどこかからモデルガンかガスブロで出て欲しいものである。

MG42さん、ありがとうございます。いつもながらの神業に驚きを隠せません。今年もよろしくお願いします。