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てっぽうのページ

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M1921トンプソン

 

 

MGC製:モデルガン

本稿のレポート、写真は全て「蝦夷男爵」さんのご提供です。

今回添付いたしました「MGC製 トンプソン」は、1970年代後半に通販にて購入した私くしの「長物第1号」です。残念ながら77年規制 の銃口閉鎖モデルで、チェンバー下部にSMGの刻印が有るタイプです。ガスブローバックは一度も作動させずじまいで(掃除が大変だと聞いたのと、町中の共同社宅住まいだったので音がヤバくてね。)ほとんど新品同様の状態です。(なんか、ネットオークの説明文みたいになってきたな・・・)

購入を考えた頃は洋画の全盛期で映画雑誌を良く読みあさっていましたので、トンプソンのイメージは「コンバット」よりも映画の「シカゴマフィア」のイメージが強かったのでは無いかと思います。当時、厨房だった私くしには本体購入が親の説得&金銭的にも奇跡だったのでドラムマガジンやフォアグリップは購入できずに終わってしまいました。今考えても、「全パーツを揃えたかった。」後悔の念は絶えないですね。

つや消しの木製グリップは表面がベロア調でしっとり手に馴染んで、そこから伝わる4000グラム超の重量感が何とも言えない感触です。

最初で最後になってしまった「金属パーツ長物モデル」ですが、今でもタマに「箱出し組立て」して眺めてはニヤニヤしてます。『トンプソン構えてニヤニヤ』この姿だけは、家族には見られたく無いですね。

また、いつの日か、国内でこんなモデルガンが普通に生産販売出来る、良き時代の平和な日本が来てくれる事を願わずにはいられませんね。

 

 
 
 
 
 
 

 

 

 

<kのコメント>

なつかしす。テラなつかしす。どこかにも書いたが、自分のモデルガン長もの第2号がこれだった。中学生後半に買ったから、買ったのは1975年頃。蝦夷男爵さんと年代同じだ!!当時の通販は、宅急便など無い時代なので、「駅留め小包」だった。駅から連絡来て、自転車で取りに行った。自転車で運ぶにはかさばり、苦労したことを覚えている。当時の△△駅はまだ有人だった。急行は止まらない小さな駅だったけど、人がいる「生きた」駅だった。今では完全無人。全く寂しいものだ。

長もの第一号だったM16A1に比べ、木の温もりが嬉しい銃だった。ストックの形も体に馴染み、適度な重さが心地よかった。銃身が露出しているのも好みで、カートのズングリムックリぶりには興奮した。M16カートの「長いカートが横回転しながらはき出される」様も良かったが、「ずんぐりカートが右斜め上後にバラバラと飛んでいく」様も最高だった。カートが細くて薄いので、すぐに変形してしまうM16よりも、絶対変形しない(ふくらまない)トンプソンのカートの方が発火に適していて、毎日のように発火させて遊んだ。回転不良も、トンプソンの方が少なかったように記憶している。

ヴァーチカルフォアグリップとドラムマガジンは、「C96」と天秤にかけた結果、グリップとマグを選んで手に入れた。マグ挿入口にある薄い鉄板の部品(4枚目の写真)を外さないと、ドラムマグは装着できなかった。ドラムマグはPPSh41とは違い、下からではなく「横スライド」で装着した。ドラムマグへの装弾は円周1周り分のみで、たしか40発台だったと思う。どちらにせよ、カートは20発しかなかったから、問題なかったがw ドラムマグは調子悪く、数発ごとに作動不良があったように記憶している。ヴァーチカルフォアグリップとドラムマグの組み合わせは、まさしくシカゴギャングで、ピンストライプのホワイトスーツ上下とエナメルの白革靴を買おうかと、真剣に悩んだ時期もあった(昔の俺はコスプレ指向だったのか?)。

以前、「親戚のガキに貸したまま」と書いたが、その後家庭教師先の子どもに安く売ってしまったことが判明(結局代金未回収だったしw)、後悔している。

蝦夷男爵様、ありがとうございます。懐かしさに目頭が弛んで(アニメの影響で、いつでもどこでもすぐ涙でますw)、ノスタルジア的懐古のひとときでした。カタログも懐かしいのばかりでした。そう言えば、カタログは保管してあったはず。今度探してみます。では、これからもよろしくお願いいたします!!