これも又、タミヤの1/35がはじまりである(MKIIの方だったけ?)。イギリス歩兵セットの中に含まれていた銃で、トンプソン・グリースガン・シュマイザーしか知らなかった自分は、マガジンが横にあるこの銃に強烈な印象を受けた。もっと衝撃だったのは、右手で握る部分に開いている大きな穴。絶対ここに親指を通して持つんだと信じた。
ギャリンソンゴリラってドラマがあったんだけど、知ってる人いる?俺が中学生の時だから、1975年頃。その中にクールなおにいさんが出てて、左利きなのよね。で、左手でグリップ握ってトリガー引いて、右手は銃の下から逆手でマガジン持ってたのよ。なんか、逆転の発想つかカッチョよかったべ。
昭和53年規制とやらで、この銃のような「バレル分離」「鉄素材」のモデルガンは禁止になった。その寸前、それを知った俺は行きつけのおもちゃ屋にこれを注文して、小遣いはたいて滑り込みセーフで買った。当時1.2マソ。
1回だけ発火した。20発フルオート。重いボルトの前後震動(反動)が快感だった。その後、永い眠りにつき、多のモデルガンが紛失や廃棄の憂き目にあっても、これだけは守りきった。
学生時代につや消しブラックで塗装した。鉄板+ガンブルーの上からスプレーで塗装・・・今では反省している。いずれ、塗料全部剥がしてブルーも剥がして研磨し、ブルー処理をやり直したい。さらに可能なら、ガスブロユニット(ハドソンのグリスガンのユニット)を移植し、手軽に「ダダダダダ!」と撃ってみたい。
やっぱ、えぇわぁー・・・