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てっぽうのページ

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RPK

 

 

LCT製:電動、キット

RPKとは、旧ソビエトが開発した分隊支援火器。1961年採用・・・俺と同級生だ!ってことは、採用から半世紀。俺と違って太りもせず、良く頑張っているものだw

AKMを分隊支援火器に発展させたもので、L85とL86の関係と同じ。銃身が長くなっているので、AKMよりは射程も長く、精度に優れる。銃身も、ガスバイパス部分までは、AKMより太くなっている。バイポッドを備え、銃床は左手を添えるようにできている。以上を含めて、AKMとの違いをまとめてみる。
 (1)バレルが長く太い。
 (2)バイポッド装備。
 (3)竹槍ハイダー未装着。
 (4)下部ハンドガードの形状が違う。
  (前が下に膨らんで、左右の出っ張りなし)
 (5)強化レシーバー(肉厚、リブ追加)。
 (6)銃床形状が違う。
 (7)Rサイトが違う(長距離狙撃可能型)。
今回購入したRPKは、(7)以外は全て再現されている。(7)は残念ながら次までの課題だ。昔よくオクに出てたので、見つけ次第手に入れて交換する。

 

ちなみに、(3)に関しては、純正ではAK47と同じただのマズルキャップなのだが、ちょっと色気がないのでRPK-74風を装着してある。さてここで問題です。私が持っている何と言う銃のものでしょうか?答は本文途中で。

さて、AK好きっ子の俺がこの銃を今まで手にしたことがないというのは、正直恥ずかしいことであった。事実、朝コンビニでタバコを買うときも、「ほら、あそこにいるあの男。AK好きなのにRPK持ったことないんだって!!」と陰口叩かれているんじゃないかと気に病んだり、仕事帰りにDVD-Rディスク買いにホームセンター寄った時も「あれあれ!!あの男?RPK持ってないクセにwebでAK好き〜〜!とか明言してるキモ男!?・・・マジキモっ!!」と指さされて言われてるんじゃないかとか、もう怖くて外歩けない!!まぁ、お馬鹿妄想してる暇があったら、さっさとRPK買え!と言われるかも知れないが、高いんだ、RPK。去年の夏頃、真面目に頑張って買おうとしたんだけど、当時のオク相場は5万を超えていた。5万を切ったモデルは、AKMからのRPKではないモデル・・・削り出しボディモデル(AK47ソース)だったり、AKMソースなのに強化リブがないモデルだったりした。そういうモデルもありではあるが、自分的にはAKMソースの強化リブモデルが欲しかった・・・5万超える、高い、及び腰。そうこうしているうちに、中華銃品不足の時代が来て、RPK自体が出品されなくなった。自身の仕事も混んできて、気がついたら暑〜〜い夏になっていた。

 

仕事が一段落した先日、久々にオク行ってRPKで検索かけたら・・・あった!!LCTのキット。去年までの相場では、コンプリートモデルで6万円以上の高級品。コンプモデルじゃないのでメカボやバレル、チャンバー関係が別に必要になるが、驚いたのはその価格。残り1日の段階で1万円台後半。「もう見切り放出だぎゃ〜〜ぁ!!もってけ泥棒!」的出品。最高額3万円で入札してみた。動力なしキットだから、動力を手に入れなければならない。マルイの中古でも、結構AKの中古市場は価格が下がらない。1万円を切るものはまずない(逆に、1万円切るようなジャンクはいらない?)。2万と考えたほうがいい。だから3万を上限にした。すると、2万2千円で落札できた!!おいおい、天下のLCTフルスティール合板モデルが2万2千円だぞっ!?いい時代になったものだ。

 

動力は、古いマルイAK47にした。この銃、若気の至りで、中途半端なメタル化(ボディだけで、フロント周りは樹脂のまま)と木製化(CAWの低品質全然似てないorzモデル)で、しかも素人ダメダメダメージ処理がしてある。AK好きとしては、記念すべきAK47の1stモデルがこれではいけない!!人類を救えない!!ということで、中華フルメタルのAK47(削り出しモデル)を購入しようと考えていた矢先だった。この銃の動力を流用し、抜け殻を売り払って少しでも資金を回収しよう!!プロジェクト。2〜3千円でしか売れなくても、RPKに支払った金額が約2万。中華フルメタルAK47が2万5千として、「5万でRPKとフルメタルAK47が手に入った!!」という、「去年ならLCTのRPK買ったら6万でした!AK47は若気のいたりモデルのまま!!」な俺が悔し涙を流す状況だ。流石俺、去年の俺に勝ったぜ!!

小市民的せこい話はこれくらいにして、送られてきたLCT製RPK、きちんと新品だ!!中古じゃないLCT製が(AK抜け殻が2千円で売れたとして)動力ありで2万で手に入った!!おお!!この世最高!!(と、気を抜くとすぐに小市民的な俺が顔を出すw) AMD65の時と同じで、きちんと繰り抜かれたダンボールの中に、傷ひとつない最高品質のパーツがこんにちは!と。「手に入れてよかった!!」と感動できるパッケージ。中華(LCTは中国?台湾?・・・知らんがなw)とはいえ、侮ってはいけない。

 

 

パーツ構成や組み立て方は、AMD65と同じ。LCT製の組み立てのコツ。

    1. ボディに最初に組み込むのは、バレル周り。メカボから入れてしまうと、組み立てできなくなってしまう。
    2. ボディに、チャンバーつけたインナーバレル通してからアウターバレルを入れないと組み立てられない。
    3. アウターバレルを組み付けたら、前いっぱいに移動しておくこと。間違っても固定してしまってはいけない(メカボが入らなくなる)。
    4. アウターバレルの前後の位置決めは、マガジン装着して決めること。メカボの位置で決めてしまうと、メカボが元々持つ前後数ミリの移動誤差によって、マガジン装着不能に陥る可能性あり・・・AMD65でこれ失敗した。
    5. セイフティ・セレクタレバーのメカボへの結合部分がかなりタイトなので、上手に位置決めしたら、プラハンマーで一気に叩き込むべし!!優しくユルユルとやっていると、メカボ側の結合部分をなめてしまう恐れ大。

一度AMD65で苦労しているので、今回はすんなりと組み立て完了。が、組みあがってからある失敗に気づいた。バッテリースペースだ。RPKはAK47並の立派な木製銃床を持つため、組み立てるときは迷わず、銃床内がバッテリースペースになるように組んだ。が、実際組み上がってバッテリー入れようとしたら・・・ラージが入らない!!全然入らない!!ミニしか入らない。自分、ミニはP90やL85用を2本持ってるだけで、大半がAKタイプ・・・うなぎ型だ。RPKの銃床にうなぎ型は入らない。「元々AKなんだから、AKタイプが使えるようにしよう!」ということで、銃床へ向かっていた配線を、AKタイプ用(機関部上部)に移すことにした。銃床外して配線コネクタ外して・・・あれ?メカボずらさないと、配線植へひっぱれないし。・・・あれ?メカボずらすには、アウターバレル外さなきゃ・・・。結局、ほぼフル分解になっちゃいましたw

 

フラッシュハイダーは、いかにもRPKらしいラッパー型、いやw、ラッパ型にしたかったのだが、現状では手に入らないので、当初はノーマル型(AK47と同じ単なるキャップというかナットというか・・・)にしていた。でも、やはり色気がないので、RPK-74みたいな奴にしてみた。これ実は、キングアームズ製ガリルSARのやつ。なんか軽機関銃っぽくで気に入った。ガリルの方は、L85用をつけておいたが、こちらはこちらでカッコいいしw

全長は1040mmで、Kar98kとほぼ同じ。ガーランドやブレン軽機関銃よりは短いが、L86よりは長い。ガーランドの時代の兵隊さんたちだったら、AKMじゃなくて、全員にこのRPKが支給されても、大丈夫だったんじゃないかと思えてしまう。重さも5kgだから・・・ガーランドよりは重いかw

バイポッドは長さ調整のない、鉄板プレスの簡易型。長さは長く高く構えられるので、長い40連マガジンを装着してもOKな感じ。ここはドラムマガジンが欲しいところだ。

全体の仕上げはさすがLCT、欠点などない・・・のだが、2つの残念ポイント。一つめはガスバイパスとFサイトの中間辺りにあるクリーニングロッド保持金具。なぜかこの部品だけガタガタ。プラモ魂が即反射的に発動して、つい磨いてしまいそう。二つめがガスバイパスの前、バレル延長のしてる部分の取り付けネジ。イモネジにすればいいのに、皿ネジだから「ここ、ネジで止めてますよ!」と主張してるみたい。どちらも簡単に修復できるが、RPKらしさである延長バレル付近であるため、非常に残念。

実射性能は、動力ソースであるマルイAK47と全く同じ。くたびれている分、性能は落ちていると思う。

「RPK用フラッシュハイダー」「RPK用Rサイト」「RPK用ドラムマガジン」「RPK用40連マガジン」「RPK-74用45連マガジン」などを将来買い揃え、また追加レポする予定。

 

 

ガリルのマズル。気に入っている。

上部カバーはプレーンタイプ。これはこれでシンプルで良い。
 

保管時に邪魔なスリングを9pota風に処理するため、スリングスイベルを反対側に移動。

長めのAKMでもある。というか、実際その通り。

メカメカしいバスバイパス付近。やはりバレル止める2本のネジが残念。

下部前側が膨らんだ形状。左右の出っ張りがないが、下部ハンドガードの幅自体が広く、上部との段差に指が引っ掛けられる。
 

伏せ撃ち時に左手を添えるデッパリのため独特形状に。

残念な2箇所

見事な合板。
 

これまた見事な合板ぶり!

強化リブ。強そうだ!

バイポッドを止めている板状のクリップ。ドラグノフのバイポッドと同じ形式。

 

バイポッド基部。ものすごく丈夫なつくりだ。


丁寧に白が入ったRサイト。


上部ハンドガードと下部ハンドガードの段差。
 

ソースのAKMと。

 

 

 

<2010年11月14日更新:ドラムマガジン>

ロシアは伝統的にドラムマグが好きだ。PPSh41とかDP28(デグチャレフ)とか、丸いマガジンがお好きだ。軽機関銃たるRPKにドラムマガジンが用意されないわけがない。ということで、30口径(7.62mm)系には純正でドラムマグが存在する。残念ながら22口径(5.45mm)系にはドラムマグがない。なぜ?

この電動給弾ドラムマグ、通常は1万3千円ぐらいするのだが、オクで格安で出るのを待って買ったから、8千円で済んだ。8千円が安いかどうかは意見が分かれるであろうがw

お外で遊ぶ時間がなく、まだこのマガジンにBB弾を入れたことがない。春になったら時間ができるかも知れないので、その時は思う存分撃ちまくってみたいものである。

 

 

 

 
 

やっぱ軽機にドラムマグは似合うと思います!
 

スイッチは、給弾巻き上げ用。

上半分が弾庫。
 

矢印のフラップは可動。

弾が少なくなってきたら、フラップを移動させて、残りの弾がスムーズに給弾されるようにできる。

電池ボックス。単3が3本。