21世紀は中国の時代と言ってた人がいるが、最近の中国の進歩ぶりは凄まじい。その中で全世紀末から徐々に問題になり、最近では問題というよりも既知の社会現象となってしまい、「中国だから仕方ないしw」というあきらめがデフォになっている「コピー天国、中国」。彼らの厚顔無恥ぶりは、かの悪名高き(著作権の鬼)ディズニーですら匙を投げたという。中国側の言い訳が「何事も真似から始まる」「真似から学ぶ」と。約100年前の日本も、欧米列強に追いつくために「猿真似ニッポン」の異名をとったのは記憶に新しい(新しいのか?)。「だから日本は文句言うな!」と。そしてついにoPhoneが出てしまった。ニュースの解説では、「単なるモノマネで終わらない」と書いてあったが、終わらなくてもモノマネはモノマネだしw
世界最強の人口を盾にすき放題やってる感が否めない中国であるが、消費者サイドからは悪いことばかりでもない。マルイが社命と多額の開発費を賭けて世に出した電動ガン。そのマルイ最大の牙城を脅かしているのは、そのままストレートに、パテントも人としての常識も踏みにじって平気で「そのままコピー」格安製品を出してくる海外勢力だ。特に中国。
自分自身、もはや中国(プラス台湾プラス韓国)がなければ、この趣味は続けられない。10万円超えではなく3万円台でMP44は手に入ったわ、AKもフルメタルで2万円代で手に入るわ、L85シリーズも3万円台から5万円台で「鉄製」フルメタルが手に入るわ、海外勢力なくしてこの趣味は成り立たなくなってきた。
消費者の側からすればホクホク(?)のこの状況、日本のメーカーからすれば死活問題。さぁ、日本の各社、どうする?万が一「違法コピーの外国製を買う消費者を責める」発言があったら、自分的には許せないと思っていた。が、さすが日本のメーカー、そんな消費者の神経を逆なでするようなマネはせず、マルイのように「さすが日本製!と思わせる品質で勝負!!」ときた。これならば、日本のメーカーを応援せねばなるまい。事実、自分はL96はSTAR製を買おうと思っていたのだが、マルイ製にした。次の機会には、AK102を買おうと思っている。態度がでかい威張った会社には「シカト」、頑張ってる会社には応援を。
そんな状況の中、このP226、さすが外国製!!のフルメタルである。フルメタル・・・なんと甘美で魅惑的で淫らな言葉なのか!!自分はフルメタルという言葉だけでご飯三杯は確実だ。メタルがこすれ合うスライド音、マグ装着時の「カチャッ!」という金属音。今なら四杯行けるな。
でも注意。現行銃刀法では「フルメタルの短銃は銃身閉塞+黄色または白塗装」が原則。フルメタル短銃を黒いままでBB弾発射可能状態で所持すると違法。でも不思議が二つ。「部品だけならば(組み立てなければ)所持していても合法」「スライドとフレーム両方がメタルの場合のみ違法。片方だけ(スライドのみ、またはフレームのみ)メタルの場合は合法」。だからエア大学生さんは「マルイのP226購入する予定」であるわけだ。「フレームメタルモデル」と「スライドメタルモデル」、2つのP226を楽しめるぞ!!と。これ、いいな!!
スライドメタルの短銃をブローバック!!・・・テラ懐かしい。高校時代、友人が持ってたガバメントとP38の金属ブローバックモデル。あの時の興奮が蘇る。金属スライドが激しく動く撃ち味・快感は、長物の比ではなかった。特にガバメントが圧巻で、ぜひ売ってくれ!!と頼んだのだが、絶対に友人は売ってくれなかった。今でも持ってるかな友人。・・・でも駄目だ、手に入らない。「所有権移動禁止モデル」だからな。こうなったらやはり、現行法でOKの「スライドメタル、フレーム樹脂」のモデルを手に入れるしかない!!
エア大学生さん、ありがとうございました。中華ならではのメタル攻撃。自分、最近短銃買ってない理由が、長物に比べて高額という理由以外に、メタルモデルが持てないというものでした。そのフラストレーションを今回、解消できました。またよろしくお願い致します。