お約束の書き出しで恐縮なのだが、この銃もタミヤMMシリーズ。たしか「ドイツパラシュート兵セット」だったと思う。下士官がはいつくばった姿勢のまま右手を上空に向けて、P38を構えているやつだ。アノ姿勢で彼は何がしたかったのか、未だに謎である。
フルロードのライフル弾(7.92mm×57)のケースを切りつめて短くする(7.62mm×33)という暴挙であるが、某国のように6.5mmという時代を先取りした小口径弾を、戦中にわざわざ7.7mm弾に換えようとした暴挙よりはマシだったと思う。1,000mも離れて撃ち合う狙撃戦よりも、機動戦を展開して中・近距離で弾幕戦の方が「遙かに軍の中に多い素人召集兵」にとって有利だ。理にかなっている。現代では常識になっているこの考えを、最初に形にしたのがドイツであった!!と。あの凝り性で頭が良くて規則が好きで手先が器用なドイツである。当然半端なものは創らない。その後の世界に大きな影響を及ぼす名作となった。
ガスパイプがバレルの上にある点、ピストルグリップで直銃床(っぽい)である点、30連を確保したマガジン等、後の突撃銃の基本は、この銃で確立された。そのままヨイトコ取りしてつくられたAKファミリーは、未だに基本設計が変わることなく、現役でいる。ここまで時代を先取りした銃を造り出せるドイツって、やっぱり天才。
いつも買おう買おうと思っているのだけど、未だに買ってないのが現実。内部構造を詳しく見たいので、モデルガンがほしい。同時に、躍動感溢れるガスブロもほしい。だけどガスブロはひも付きだしwどっちも高いしw
で、今回、つじーんさんがこうして投稿してくださったわけだ。やっぱいいよね、ショウエイ製。デフォルメとかもあるみたいだけど、気にしなきゃOK。つじーんさんも書いているが、フロントのハンドガード細すぎ。これって、金属板だけでしょ?熱くならないの?・・・大丈夫です。東部戦線での使用が前提ですから。→嘘です。金属むき出しは、極寒期には逆に危険です。では、なぜ金属ムキ出し?・・・だれか知っている人は教えてほしい。まさか「製作の省力化」はないと思うし。
つじーんさん、ありがとうございました。またよろしくお願いします!!