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てっぽうのページ

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MG42

 

 

ショウエイ製:ガスブローバック・フルオート

本稿のレポート、写真は全て「相田剣介」さんのご提供です。

●概要

ショウエイ製のガスブローバックガンです。
  アニメ「人狼」
  映画「プライベートライアン」
  劇画「パンツァークリーク」
  コミック「ガンスリンガーガール」
なんかを見て何時かは欲しいと思っていましたが、昨年末に久しぶりに再販されたので、コロっとイってしまいました。材質として鉄板、亜鉛、真鍮、アルミ、木材、ゴム、プラスチックが使われていて、ゴム、プラスチックの部分はパッキンやパワーソースのコネクター程度しか見当りません。

真鍮製のエンジンは慣らしに3万発(!)の作動が必要との事で当りが出るまで大分時間がかかります。電動ガンの耐久発射数が3万発〜5万発と言われているなかでこれは如何に無茶苦茶な弾数かと。現在の生産分は銃刀法に合わせて規定外の圧力が掛かるとユニットが停止するか破壊される様になっているそうです。

銃本体はとっても重いですが、実物は更に重いんですよね・・・

以下、動画です。見られない場合は、最新のQuickTimeプレーヤーを導入(無料)してください。こちらです。動画は右クリックで保存(ダウンロードして鑑賞)がベストです。


ダミカ装填


エンジン作動

 

 

●外観

●エンジン
エアーガンとしてはエスコート社製のブローバックエンジンを搭載しており、激しいブローバックが体感出来ます。

●外部パワーソース取り付け部
ここにパワーソース(グリーンガスレギュレーター)をつなぎます。
 

●フロントサイト
起立式で不要な時はたたんでおく事が出来ます。

サイトの前の突起はフラッシュハイダーの回転止め。

●リアサイト
こちらも起立式で距離にあわせて調整可能です。

脇には対空射撃時に使うサイトも備わっています。
 

●バイポッド
ワンタッチでバレルジャケットから取り外す事が出来ます。

下側のネジを締めると足の広がりが狭くなり、緩めると広くなります。

バイポッドは束ねて左手でフォアグリップの様に保持する事が出来ます。

バレルジャケットの後ろ側にも取り付け部分があるのでこの様にも取り付けが出来ます。実銃では対空射撃用のクレイドルの取り付け部分でもあります。

●フィードカバー
ボルトに連動した駆動カムがベルトを左から右へ送る機構は現在の汎用機関銃にも引き継がれています。
 

●装填手順
1.フィードカバー後端のラッチを押してカバーをあけます。


2.ベルトリンクをトレイにセットし、カバーを閉じます。

3.コッキングハンドルを引いて

4.戻します。
以上の手順で発射が可能です。エアーガンなので気分だけですが、個人的にはこの手順が出来るだけでもうお腹いっぱいです(笑)

●分解ラッチ
レシーバー下のラッチを押すとストックを回転させて外すことが出来ます。
 

●セフティ
ボタンを押し込むと発射、ボタンを手前に出張らせるとトリガーをロックします。。

●ダミーカート
製品には戦時量産型の鉄製カートを模したダミーカート5発とベルトリンク25連がついています。ありったけの7.92mmモーゼルのダミーカートを取り付けてみましたが、やはり弾薬箱からガーッと引き出したり、長くたらしたりしたかったので社外品の50連ベルトリンク(カートはABS成型品)を購入しました。

これらは空撃ちの際に装着しておくと実物の射撃シーンの様に激しく踊ります。

●集合
我が家の他のドイツ製銃器のトイガンと並べてみました。

 

 

<kのコメント>

タイムリーなご投稿をいただいた。何がタイムリーかというと、「エスコート製エンジン」である。マルイ電動89式のメカボ外してポン付け!なエスコート製エンジンをTOPがプロデュースし、もうじき発売開始!ということで、TOYガン市場のみならず、国会でも騒ぎになっているわけだ。「ポン付けとはいかがなものか!」とw 当然このポン付け野郎、俺の中では購入最優先事項に入っているのだが、少々心配がある。ファーストロットの掟である。ファーストロットを買う者=人柱。俺は人柱になる勇気があるのか?と。・・・フッ、なめるなよ。そんなん気にしてて何ができる!?人柱気にしててKTW三八のセカンドロット買えるか!と。・・・思いっきり小心者だしw

冗談はともかく、さすがにファーストロット買ってしばらくして「激しくブローバック!セカンドロット発売。ハードキック仕様。値下げ。」とか来たら、人間不信になっちゃうし。だからエスコート製エンジンの情報が欲しかった。

相田さんによれば「激しくブローバック!」と。「ダミカが踊るぞ!?」と。よし。これならよし。エスコート製エンジン、買うぞ!

と言うわけで、ユニットに関する情報の点は満足した。次にMG42自身だ。いただいた写真を見れば見るほど「ショウエイクオリティ」。つまり本物と同じか、それ以上と言うことだ。なんともはや、迫力の造形である。バイポッド束ねて左手で保持し、腰だめで乱射・・・MG34だったと思うが、小林源文先生の漫画でこれ見た。ランボーのM60片手乱射もかっこよかったが、MG34or42でこれやったら反則。かっこよ杉w で、カバー開いて、ダミカセットして、ボルトハンドル(チャージングハンドル?)引くわけだ。相田さんの言うとおり、至福の瞬間だと思う。

グリップは下が狭くなっているように見え、見ようによっては九四式のような。こういうグリップ(下に狭いグリップ)、意外とも持ちやすいんだよね。

また、MG系の特徴として「スマート」。MG42とFG42の流れをくんでいるM60は意外とスマートだが、M249やらFN-MAGやらはスマートではなくて「箱もの」感覚。12.7mm=50口径のM2の流れのような。MG系のような細身なのに、気が狂ったようなハイサイで、頑丈で信頼でき、バレル交換も容易な設計って、やっぱ優秀じゃないかと思う。FN系はスマートさより頑丈さを選んだ結果だと思うが、そこにスマートさも加味できてしまった・・・しかも基本設計が60年以上前と。ドイツ人恐るべし。決してMG系と九六式とかを比較してはいけない。ジャンルが違う。「近代戦を研究し尽くして知り尽くし、それに見合った兵器を創造した国」と「予算の大半を海軍に取られ、ひねくれながら、勝ち戦だった日清戦争当時のドクトリンをそのまま継承して近代戦に臨んだ国」と、全然ジャンルが違う。・・・いや、認めよう。頭の良さの違いだったと・・・。

相田さん、ありがとうございました。久しぶりにショウエイクオリティに触れることができました。今度お時間があるときに、MG42とFG42の2ショットをお願いします。昔自分、MG42の個人携行型がFG42と勘違いしていた時期がありまして・・・。FG42は手に入れましたが、MG42はさわったこともないので、是非2ショットをお願いします!!では、またよろしくお願いいたします。