「モデルガンは銃口から何も出ない!!・・・たとえ弱々しいBB弾であっても、圧縮されたエアであっても、銃口から何かが出てくるエアガン(ガスガン、電動ガン)の方が、俺は好きだ!!」というコンデプトで始まった俺的第3期てっぽ収集。一部の例外(百式、四四式、PPSh、FG等)を除き、俺はモデルガンを敬遠してきた。例外にしても、モデルガンしかないから、が理由だった。
が、最近感じる。寂しさを感じる。よはしさんが書かれている「ボルトの後退、前進のジャキッ!カシャッ! ホールドオープンのカキッ! そして解除のジャキッ!」・・・。これこれ、この感じ。エアガンやガスガンだったらボルトはあるが、何か違うんだよね、モデルガンとは。
さらに最近特に感じるのが、「越えられないおもちゃの壁」。俺はマグナムが好きだ。ダーティーハリーのM29、加納のブラックホーク、宮武のオートマグ。あの「反動」と「威力」が好きだ。非日常的すぎるそのパワーが好きだ。だからモデルガン時代(収集第1期)には、狂ったように集めたものだ。全てモデルガンだったので、発火させまくって楽しんだ。ブラックホーク(ハドソン)のカートは火薬内装式だったので、通常の2倍以上の火薬を入れて迫力の音と炎(ふさがったバレルとシリンダーの間から出る火花)を堪能した。すごく満足だった。
ところが第3期(今期)になって「弾が出る!」ようになったのだが、これは期待はずれ。確かに弾は出るが、威力がない。ノーマル状態だと、マルシンのブラックホークの弾の威力は、マルゼンのガバより下・・・。火薬使わないから迫力もないし。
ド ウ ヤ ラ 、 モ デ ル ガ ン モ イ イ ノ カ モ シ レ ナ イ と最近思うようになってきている。が、容易にそう思うことは難しい。なぜなら・・・第1期(中高生時代)と第2期(大学時代)に必死に集めた「垂涎のモデルガンコレクション」は、既に99%失われているからだ・・・オクを覚えたからw
その頃(今から10年ほど前)、車に凝ってた。数百万円かけて改造した。その資金の一部が、オクによって得られた。そのオクで撃ったものの大半が「モデルガン」だった。・・・今ここでモデルガンに戻ってしまったら、後悔するだろう、その頃の「オクでの暴挙」を・・・。
というわけで、「後悔は人生のブレーキ」が座右の銘の俺としては、現在でも可能な限りモデルガンに手を出さない。「欲しいのに、モデルガンでしかない」場合を除き、エアガン(ガス、電動含む)とモデルガン両方がある場合は、モデルガンを選ばない。・・・自分が傷つくのが嫌なだけだ、だめな人間だ俺。
以上より導き出されるのが「自分では手に入れる勇気ないので、他人様のレポが大変嬉しい今日この頃」です。
さてやっと本題(前置き長っ!w)。リアルな形状のボルトフェイス、ボルトキャリア、ハンマー見ると、心が洗われますね。ボルトキャリア上面のガスを受ける部分(リュングマンシステムのガス受け部分?)なんか、「ここでガス受けたる!!」という気迫が伝わってきます。さらにボルトキャリア下面のハンマーの穴、「俺がここ叩くから弾が出るんだろうが!!」的な主張がビシビシと伝わってきます。ボルトキャリア右側面のボルトフォワードアシスト用のギザギザに至っては、「どう見ても泥縄じゃんw 基本設計のミスじゃんw」という恥ずかしい物語舐め合ってもライオンは強いです。「生き残りたい!!」という心の歌が聞こえてくるのは、私だけでしょうか。
よはしさん、いつもありがとうございます。モデルガンを手にできない(直視できない)精神的に未熟な私ですが、いつもM16系のボルトキャリアを見ると「モデルガン欲しいがなw」という自分を抑えきれなくなります。今回のM4A1も、そんな自分にとってストレートにキました。これからも私を「モデルガン・サイド」へ誘って下さい。