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てっぽうのページ

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M1921

 

 

新日本模型製:モデルガン

本稿のレポート、写真は全て「よはし」さんのご提供です。

新日本模型から発売されているトンプソンM1921です。重さは全金属製ゆえ約4kgもあります。

ストックやグリップは木製で仕上げがとても良く握り心地もいい感じです。金属の表面は所々製造段階でできたと思われる模様(?)のようなキズのようなのがあります。これは個体差があると思いますがよくわかりません。それ以外は黒光りするほど表面がツルツルでマルシンの金属製長物とは随分違います。(マルシンはツヤ消し塗装?)

持ってみた感想としては、思っていたより構えやすい、という物です。肩付けで構えてみると左腕がピンとなりますが握りやすいグリップゆえ問題ありません。しかしこの銃は精密射撃をするような銃ではありません、腰で構えて快調な発火と振動を感じたいですが、当方チキン野郎ゆえ発火の予定は今のところありません。

分解に関してはマイナスドライバーがいります、中に入っているスプリングは長く分解の時に苦労します。

最近(2008/5/2)本銃のミリタリータイプが発売されました。最終生産品だと思われます。これでしばらくは部品の供給は問題ないかも?

 

 
 
     
 

 

 

<kのコメント>

テラ懐かしす。俺のてっぽ人生を飾る「2番目に買った長もの」だった。当然当時は新日本模型ではなく、MGCだった。ミリタリーモデルだった。アクセサリとして最初にカッツコンペンセイタを買った。「銃口のハネ上がりをカットするという意味の『カッツ』」だと思っていたら、「カッツさんが開発したコンペンセイタ」とGUN誌で読んだ。ちょっと悲しかった。次にヴァーチカルフォアグリップ。最後にドラムマグを買った。気分に応じて軍用、シカゴギャング用を使い分けて遊んだ。この銃によってどれだけの「(俺の脳内)敵兵」が倒れていったことか。平火薬しかない時代だったが、既に持っていたM16に比べて、こちらの発火の方が迫力があった。カートは20発しか持っていなかったが、今でもあの撃ち味=快感は忘れられない。今はガスブロ全盛で、ブローバックなんて珍しくもないが、当時は火薬でしかブローバックを味わえなかった。しかも、相当な「覚悟」を意味した。カート準備と掃除・・・数時間作業だった。ガスブロとの違いは「音」と「煙」と「におい」。いくらガスブロが進化しても、この3要素は真似できない。ああ、久しぶりに平火薬のブロ-バック、味わいたい!!

よはしさんも書いていらっしゃるが、この銃は見かけより構えやすい。体に馴染む。一般に邪魔になるドラムマグも、この銃に限ってはそれほど邪魔にならない。PPSh41なんか、構えてて嫌になるよね、ドラムマグじゃまで。

確かこの銃、親戚の坊主に貸してそのままになっていたと思う。もう生き残ってはいないだろう。もう一度、手にしたいと思っている。

よはしさん、いつもありがとうございます。30年以上前に買った銃が、現在も新品で買えるって、なんか自分は感無量です。ありがとうございます。