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てっぽうのページ

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M1910

 

 

マルシン製:モデルガン

俺が生まれて初めて買ったモデルガンがこのM1910だった。中学生の頃だから、32年前だ。昭和76年頃。マルゴーの金属製で、スタンダードモデル(ブローバックしない)だった。なぜこいつだったかというと、一番かっこよかったからだ。何よりも手に馴染んだ。今もその金属製は倉庫に眠っている。20年近く見ていない。

大学時代に、コクサイから出た樹脂製ブローバックモデルを買った。カートが金(真鍮)ではなく、メッキのシルバーだったのが斬新だった。やはりお気に入りで、撃ちまくって遊んだ。平玉火薬ではなく、キャップ火薬だったので、掃除が楽で手軽に遊べた。ただ、「メタルフィニッシュ」だったため、すぐに表面がはがれはじめ、だんだん嫌になって売り払った。

それ以降、マグナムとかガバとか新世代銃(S&Wのオート等)とかに夢中になり、この銃を手にすることがなかった。が、あの握り心地が忘れられなかった。

十四年式とか九四式のような旧日本軍の短銃を手に入れると、このM1910が無いことが寂しくなった。でもなかなか本気になって手に入れようという気にはなれなかった。そんなこんなで先日。アリソンとリリアでこの銃が出た。メディアでこんなん見てしまったらもう大変。気がつくと落札通知が・・・。

最近マルシンからこの銃の新製品(ダミーカートモデル)が出たためか、オクでの相場が下がっていた。以前は、ちょっと程度がいいと楽に1万越えていたのに、今は旧モデルは1万円以下。とは言え、1万円近くばかりであきらめかけていたら・・・・あった!!格安。相場の半分。即入札、落札成功。出品者さんは「発火済みでジャンクです」と表示していたが、現物手にしてみると上物。細かい傷はあったが、動作に問題なく、カートも綺麗。極めつけはマガジンにさびが皆無だったこと。これは程度がいい。こんな上物を相場の半分で譲っていただいたのだから、感謝感激雨あられ。出品者さん、ありがとうございました!!

さて、久しぶり(20年ぶり?)にM1910を握ったが、やはり快感。握り心地最高。「つい、ポケットに入れてしまう銃NO.1」だけのことはある。携帯感覚?日常にとけ込んでしまう銃である。

下の方の写真で、十四年式と九四式と共に写っているのがあるが、自分のイメージ的には「十四年式は曹から尉官まで」「九四式は佐官まで」「M1910は将官」と感じてしまう。この銃、やたら旧帝国陸軍将校を感じてしまう。

久々のモデルガン。カート装填して排莢、楽しい。発火させるほど若くないので(エネルギーがないので)、今はただガスブロモデルを望むのみだ。KSCが早くアリソンとリリアとのコラボを開始しないか、ドキドキして待っている。