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てっぽうのページ

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M16ベトナム

 

 

JAC製:元BV

俺が最初に買った長ものモデルガンは、MGCのM16だった。中学生の頃だ。三角形のハンドガード、ハンドルの上についているリアサイト、肩付けするとピタリとキマるフィット感・・・俺は一生この銃で戦っていくんだと誓った。お気に入りのM16だったが、 各種メディアに出てくるM16を見ているうち、気に入らない点が出てきた。「フラッシュハイダー」「マガジン」だ。

フラッシュハイダーは、俗に言う「ベトナムモデル・・・三つ叉」だった。先がとんがっていて、そのまま銃剣としても使えるんじゃないだろうかと思ってしまうような攻撃的な形。でも、メディアに出てくるM16は「バードケージタイプ」。先はとんがっていないが、なんかバードケージの方が洗練されててかっこいい気がした。

マガジンは20連が付属だった。メディアに出てくるM16は30連ばかりだった。なんか、猛烈に悔しかった。20連と比べた30連は、プラス10発という違いだけに留まらず、越えられない壁のような敗北感を感じた。

それから10年以上後、バードケージと30連のM16(JAC製)を手に入れてからは、三つ叉と20連の出る幕は俺の中にはなかった。

年取ってくると、「洗練された」「まとまった感じ」が鼻についてくる。なんか作者の必要以上の作為を感じ、「オマエらの好きにはさせなねぇ!!」的なへそ曲がり根性が幅を利かす。てっぽ趣味やっていながら、洗練されてかっこいい最強のM16系にいまいち「もえ」ないのは、そのせいだと思う。だから「三つ叉で20連」のベトナムモデルは、そんなへそ曲がりな今の自分にはぴったりフィットだ。

マルイの電動が欲しかったのだが、首周り絶望のM16系、当然の如くメタルフレームを手に入れなければならない。出費がかさむ。しかもよく考えたら、最近では実射はほとんどしない。弾が出る・・・マルイである必要はないわけだ。そんなある日、オクで偶然こいつを見つけた。スタート価格3,000円、入札ゼロ。そうだろうな、今更BV買って何の役に立つ?と。迷わず入札、スタート価格のまま落札した。

相変わらずJAC製M16の首周りは絶望的である。「曲がる」というレベルではなく、グラグラグラグラと空気の流れによっても曲がるんじゃないかという代物。でもまぁ、今回は「ベトナム撮影用」で買ったわけだから、問題ない。撮影後はAK並べてる棚に立てかけておいたが、置いてある状態でも首周りはグラグラグラグラ動いてるんじゃないかと思うw

今後金に余裕が出たら、STAR製の全金属モデルを買おう。