
微笑みデブである。それが基本。BHDのシュガートなんてかっこいいのを知る前は、全ての基本が微笑みデブ。
WW2nd後に主導権を握った米国がNATOという名の「おらが大将」組織で「これにしてくんなきゃヤダ!」とだだをこねて無理矢理採用させたのが.308NATO。その弾薬のために開発されたのがM14。共に30-06とガーランドの発展型つか改良型つか素人の改造レベル?
政治的に散々な波紋を起こさせたけど、結局ナム戦で限界にぶち当たる。ゴチャゴチャしたジャングルでは長杉、大き杉、弾威力無駄杉、フルオート無理杉。で、M16へバトンタッチ。自分がごり押しした308をあっさりと捨てて.223を採用。
でもね、もしナム戦のタイミングで欧州戦が始まってたとしたら、M14+308はミスチョイスじゃなかったんジャマイカ。車両兵や後方任務用の機関短銃は必要になっただろうが、主力ライフルの座はどうだったろうか。ジャングル戦や市街戦はM16かもしれないけど、広い平原とかだったら?あるいは砂漠だったら?
とゆことで、イラク派兵関係の写真でちょくちょくM14を見かける。大抵スコープつけて狙撃用だけどね。BHDシュガートはダットつけてた、そのミスチョイス(ダット有効距離なら.223=M16で十分なんでは?ダット有効距離で.308の必要性は?)が波紋を広げたが、全ての波紋はマルイM14の販売実績につながったと思う。
で、待ちに待ったM14を手にした第一印象。「長っ!!」「重っ!!」「でかっ!!」。俺バカだからこんな感想しか出なかった(ノ∀`)。ちょうどマルシンガーランドの発売と重なってて、予約先から二つ1パッケージで届いた。初めに開けたのがガーランドの方だったので、こっちの印象は薄かった。
マルシンガーランドがガスで「グァチャコッ!」とスローだけど迫力十分のブローバックしたのに対し、こちらはいつもの「ウィーンパンッ!」の電動アクション。これまた迫力ないし。
そんな印象が逆転したのが実射性能。マルシンガーランドが「鬼ホップ」で「30cmの円内に俺のウデで狙って当てられる」有効射程が10m程度だったのに対し、マルイM14は30m先の直径20cmの木の幹に初段から命中。とにかく弾道が素直。ホップも調整が決まれば「落ちかけてから又スッとホップで弾道維持」のような不自然な挙動もなく、50mは楽に有効射程となる。50m直進するわけじゃないよ、念のため。弾がドロップする分を俺のようなド素人でも予測できて、そのドロップ率が50mではそれほどじゃないということ。恐るべしマルイのHOP技術。さらに、風の影響以外、左右にほとんどブレない弾道にも驚いた。こいつはマジでスコープつける価値がある銃だ。
ちなみに、フルオートは1度だけ使ってみた。BARに改造したくなった。
つくりは、正直マルイを見くびっていた俺が悪かったと素直に謝るような出来だった。金属部分のモールドがしっかりしてて、精度が高い。特にフラッシュハイダー付近はマルイの意地を見た!!と思える最高の出来。煙のガーランドのページで「エッジが立ってる」ことで誉めたが、マルイM14は実売価格3マソ前後で同等のエッジ。オマエら「厨銃」とか「厨房御用達」とかってマルイを馬鹿にスンな!!・・・ま、俺が一番馬鹿にしてたけどな。マルイには正直スマンカッタと今では反省している。
買ったのは樹脂スト(OD)の方だった。牛さんから木ストが出たので安い方を買った。木目は汚かったので、1マソをけちって安い方にしたことを反省した。
やっぱ、えぇわぁー・・・