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てっぽうのページ

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L85銃剣

 

 

すてんが工房製:樹脂観賞用

アルミの軽量ボディが主流の現代に、頑なに鋼鉄製にこだわり続けている頑固者がいる。大英帝国という名の英国だ。その頑固さに惚れた全世界30億人のL85ファンが待ち望んだ最強オプション・・・L85銃剣がすてんがん工房から発売された。

正直、この銃剣、カッコ悪い。直線や機械的曲線を使わず、エルゴノミックにしようとして大失敗したような変な有機っぽい曲線で造形されたこの銃剣、映画エイリアンに出てきた巨人の遺跡の機械っぽい気持ち悪さに溢れている。

刀身は標準的な造形で、「ああ、英国が英国らしさを発揮しなくて、本当によかった!」とほっと出来る。が、グリップは前述の通り「気持ち悪い」。L85のフラッシュハイダーの穴に合わせた穴が空いていて、後方では滑り止めのでこぼこと、前方は鍔に緩やかにつながるデザイン、ここが気持ち悪いっていうの!!マシンが身体に融合してしまったモンスターって感じ。

装着は簡単。フラッシュハイダーにかぶせて、ラッチが『カチッ!』と止まるまで押し込むだけ。フラッシュハイダーには、銃剣が「回る方向(ロール方向)」へのストッパーがないので、逆刃にもできる。フラッシュハイダーの穴をふさぐこともできる。

材質はキャスト。結構弾力があり、折れそうな感じではない。フラッシュハイダーが入る部分の内径が小さく、少々装着には力と用心深さが必要だ。

銃剣を装着した銃でカッコいいものは少ないが、このL85は「カッコ悪い」方だと思う。そもそも、全長が極端に短いブルパップに銃剣を装着する意義があるのだろうかという疑問はあるが、衛兵や儀式には銃剣が欠かせないので、まぁ、いいんじゃないだろうか。

銃剣は物騒なアイテムなので、こうした樹脂製はありがたい。次回作は「Kar98k」「リー・エンフィールドNo.3とNo.4」でお願いしたい。1万円台なら即効で買います。