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てっぽうのページ

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Kar98k(長銃身)

 

 

CMC製:モデルガン

小学生の時から長いこと、ボルトアクションにあこがれていた。1発ずつボルトを引き、カートを装填、発射するボルトアクション。職人の武器だと思った。高校時代、大藪晴彦をよく読んだが、レミントンM-70が出てくるのがあったが、アレで決定的にボルトアクションの銃(モデルガン)が欲しくなった。高3の時にCMCからこの銃が出た。5万円という金は、高校生には出せなかった。大学へは行ってバイトし、ようやく買った。

クリップにカートを5発装着。ボルト・ハンドルを上げ、ボルトを引く。カートを装着したクリップをレシーバーの溝に装着。一番上のカートの後端(クリップの近く)に指を当て、一気にカートをレシーバー内に押し込む。ボルトを戻し(クリップが外れる)、1発目のカートをチャンバーに装填する。トリガーを引く、撃発。この一連の操作に酔いしれた。

5mmキャップが使用可能で、数回発火させた。SMG規格なので、チャンバーの前は完全にふさがっている。その回避方法として、バイパスがチャンバー下にバレルまで向かっていて、一応音と煙を導くようになっている。バイパスであることと、5mmキャップと言うことで、ボスッ!という小さい音しかせず、迫力はない。そのため、発火させず、ひたすら照星の向こうに見える仮想の敵に対して、トリガーを引いて遊んだ。

長いこと押し入れの中で眠っていたが、タナカのプッシュ・エアー式Kar98kを買ったとき、出番となった。Kar98k初の「弾が出る」モデルとなったタナカのKar98kは、結構威力もあり、弾道も素直だった。8m向こうに5円玉を糸でつるし、当てて遊んだ。が、全身これプラという情けないモデルだった。そこで、このCMC製Kar98kから、可能な限り金属(亜鉛)パーツを移植した。ロワレシーバー、バットプレート、フロントリング及び着剣装置一式、等だ。ロワレシーバーは切断(マガジンの真ん中から真っ二つ)した。タナカ製Kar98kは重くてカッチョ良くなったが、このCMC製Kar98kはバラバラになった。タナカ製Kar98kも、ダットサイト直づけやバレル切断など「カスタム」され、原形を留めなくなった。

時代は過ぎ、タナカの決定版とも言える現行Kar98kを手に入れた。総金属で、機能もルックスも文句ない決定版だった。旧プッシュ・エアーのKar98kは退役となり(お蔵入り)、オクで売った。ただし、CMC製Kar98kのパーツは全て外した。ようやく(約20年ぶりに)CMC製Kar98kは元通りの姿になった。が、バレルとマガジンフォロアーとスプリング、バットプレートのネジが見つからない。おふくろに、不燃物の日に捨てられたようだ(涙)。しかたなく、SS-9のブルバレルをぶった切って、先っちょに旧タナカ製Kar98kのマズル部分を取り付け、一応外見を元に戻した。バレルはレシーバーに固定されていない。ストックでサンドイッチしているだけだ。どのみち、ディスプレイ目的で元に戻したので、外見さえ戻ればOKとした。このとき、ちょっとしたいたずら心で、SS-9のブルバレルを「長め」にカットした。これで「レア」な「Kar98k長銃身モデル」のできあがりだ。

学生時代、散々いじって(脳内の敵を撃ち倒して)遊んだので、傷が結構ある。モデルガンだから外へ持ち出すことはなかったので、日光にはやられていない。寄る年波で、ストックはいい味になってきた。タナカの決定版Kar98kに移植しようかとも思ったが、写真撮影のために並べてみたら、フロントバンドの位置が違う。どちらが正しいのか(あるいは、どちらも正しくないのか)良く分からないが、移植はあきらめた。

<2007年1月7日追加>

軍資金不足のため、オクに出品した。次のオーナーの元で、かわいがってもらえるよう、祈っている。

<2007年1月14日追加>

2万円で落札された。ドイツ関係のアイテムたくさん落札されている方だったから、きっと価値が分かってもらえると思い、安心している。

 

 

世にも珍しい長銃身モデル

マガジンフォロアワーがなく、がらんどうのマガジン内

フロントの太くなっている部分から前は、タナカ旧Kar98k用の部品(樹脂製)
 

新しい傷?

フロントバンドで擦れた傷

タナカの決定版Kar98kと共に(上がCMC製)

(上がCMC製)

(上がCMC製)
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(上がCMC製)

(右がCC製)

長銃身モデル
(上がCMC製)

(上がCMC製)