004,638
1:1

てっぽうのページ

てっぽうのことが載ってるよ。 サッカーとか液晶テレビとかの話題は他へ行ってくれよな。

TOPへ     メニューへ


フリントロック・ピストル

 

 

KTW製:エアーコッキング

なんかお仕事が忙しくなって、最近てっぽの方に使う時間が無い。ながいこと離れていると、恐ろしい事態になってくる・・・興味が薄れてくる。私はB型のねこ系なので、熱しやすく忘れやすい(しかも反省しない)。過去、この急激な忘却作用によって2期の「休眠期」を経験している。休眠期には、興味の対象を忘れるだけなら問題はないのだが、「処分してしまう」という困った属性が付属する。過去2期の忘却期の間、今から思えば「もったいないオバケオンパレード!」な逸品たちが処分され、姿を消してしまった。今回の第3期は、今までにない長さの持続期を誇っているが、正直そろそろ「飽きる頃」であることは否めない。そこで俺は誓った「3期は死ぬまで持続するぞ!」と。

が、テンションが下がった今、己の気持ちを奮い立たせる「凄腕の逸品」が皆無に等しいのも否めない。以前、あれほどのボリュームを誇った「次欲しいリスト」、先日出して整理してみたら・・・去年の12月には「絶対欲しい!死ぬほど欲しい!」特S級の「ほしいてっぽ」が、32丁から3丁(正確には2丁と1パーツ)に減ってしまった。「欲しいけど無理ならいいや・・・」が4丁から21丁に増加。

特S級欲しいリスト
 1 ダニエル・ディフェンスのL85用レールハンドガード
 2 コルトM1917リボルバー(45ACP)
 3 BAR

いかん、悪い兆候だ。あれほど憧れて、欲しくて欲しくてたまらなかった(けど高すぎて買えなかった)KTWの九七式軽機が「欲しいけど無理ならいいや・・・」に落ちてしまった。俺、枯れかけてるw

こんな老人じみた己の衰えを噛み締めつつ、一瞬でも気を抜いたら死ぬぞ!的な仕事の中で溺れていた先週・・・。mieさんに「KTWで三八式のメタルパーツ出た〜〜〜!」と教えて頂いた。以前KTWへ「メタルパーツ出してくで〜〜!」とラブコールしたら「出ません。実銃パーツでも手に入れてつけてください」と冷たくあしらわれたのだが、そうか畜生、出しやがったか。KTWのアドバイス通り、オクで高い実銃パーツ手に入れてつけてたのに・・・。

で、半分腹立てながら半分「買おう!」と久々の血のたぎりを感じながらKTWのHP行ったら・・・「フリントロック・ピストル」だとぉ!?ああ?

俺のフリントロック好きは熊本県の荒木さんもご存じない秘密事項だが、やっぱり好きなんだ俺!とHPの説明見た瞬間に再認識、3分47秒後には既にオクで即決価格で即決した。

67口径・・・2.54mm × 0.67 = 1.7mm。でかい弾だ。ビー玉くらい?エアガンなので残念ながらでかいマズルの中央には6mmの銃口がのぞくが、迫力があるマズルだ。結構重いハンマーをコックし、当り鉦(火皿の蓋を兼ねる)を閉じると、発射準備完了。トリガーを引くと、まずBB弾が発射され、その後でハンマーが落ちる。BB弾の威力は、強くもなく弱くもなく。普通のダンボール撃ちぬくが、片面だけ。お外で撃ってないので射距離等は分からないが、その検証が必要か?射距離やアキュラシー、ホップ具合とかのレポが必要か?この銃で?

正直、面倒な銃だ。重いハンマーコック、当り鉦閉鎖動作、頼りないアキュラシー・・・。ゲームで使えるものではないだろう。マルイの18歳以上対象のエアコキハンドガンの方が、遥かに戦闘力は上だろう。では、なぜこんな銃がモデル化されたのか?・・・楽しいからでしょう。

この銃の実射は「楽しい」。重いハンマーコック、当り鉦閉鎖動作、頼りないアキュラシー・・・なのに楽しい。1発のBB弾を発射するために必要な手順の多さ、その手順をきっちりこなして「やっと撃てる」瞬間の心地好さ。1発のBB弾が、こんなにも頼もしく思えたことはない。12発撃ち切ると、すぐにまた装填して・・・。私的には珍しく、手にしたその日のうちに100発以上を撃った。標的の段ボール箱は、ボロボロになった。左手の筋肉が痛くなった。電動で100発なんて数十秒・・・フリントロックは1時間以上かかった、いや、1時間以上楽しめた。撃って楽しい。

何のためにTOYガンを手にする?リアルだから?かっこいいから?機能に惚れてるから?スクリーンの中の主人公と同じだから?・・・全部正解だと思う。でも、一番必要なことって、一番求めてることって「楽しい」、これじゃないかな。ゲームに使えなくても、精度がよくなくても、連射ができなくても、撃って楽しい、これ最強。

久々によい買い物をしました。

追伸:三八式のメタルパーツ、次期購入リスト行きになってしまいましたw