チェコって国は優秀で、かつてはZB vz.26軽機関銃とか38(t)戦車とか開発して生産してた。ZB vz.26軽機関銃は日本の九六式軽機とか英国のブレン軽機の元になったし、38(t)戦車は、同時期の独逸のI号戦車やII号戦車より優れていた。独逸に占領されてからはマーダーとかヘッツァーのようななりは小さくても大火力の駆逐戦車になったりもした(ヘッツァーの方は、正確には新型の改造だったが)。CZ75は、「世界最高のコンバットオート」と評された。グロックのようなポリマー系オートやSIG、H&Kの攻勢で影がかすみはしたが、基本設計の優秀さから、未だに第一線に留まっている。
自分、ハンドガンから遠ざかって久しいので(経済的理由)、このモデルは知らなかった。CZ75の1型や2型のようなカッタウェイがないので、ただでさえいかついフレームが、もの凄く目立つ。その反面、小振りな(小振りに見える)スライドがかわいらしい。元々スライドは大きい必要はない(単純ブローバックでなければ)。排莢と装填だけがスライドの役割だから、小さくてもイイ。その分フレームがしっかりして大きな方が安心感がある。CZ75(2型)を手にした時にも「フレームでかっ!!スライドちいさっ!!」と思ったが、このコンパクトは余計にそう感じられる。
KWCってメーカー、どこかで聞いたことがある気もするが、やはり知らない。せっかくここまで再現しているのだから、やっぱほしいよガスブロモデル。
辛子に古風さん、いつもありがとうございます。またこうしたレアでかっこいい銃、ご紹介下さい!!