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てっぽうのページ

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AKS-74U

 

 

D-Boys製:電動

マルイ製のAKS-74Uを買ったんだけど、どうしてもハンドガードが気になってしまい、断腸の思いでオクに出品するしかなかったことは有名な話(当社比)であるが、断腸したときには「思い」なんて悠長なことを言ってる場合ではないと思うがいかがなものだろうか。そんな「思い」味わってる暇あったら病院行け。

マルイ製AKS-74Uのよさは、「さすが!と思える仕上げの良さ」「すげっ!と叫んでしまう撃ち味」「俺の後ろを任せるぜ!と言い切れる信頼性の高さ」である。だが、それでもやはり自分は「今の俺の腹のように膨れてしまったハンドガード」が我慢ならなかった。俺の我慢のスレッショルドレベル(閾値)は、そんじょそこらの最近のガキには負けないくらい低い。もし俺が犬だったら、「おあずけ!」されても2秒ももたないであろう。「こ、このバカ犬っ!!」と叱られるわけだが、飼い主がルイーズか手乗りタイガーだったらそれはそれでイイかもw

さて、マルイ製AKS-74Uを出品したのが8月29日午後9時26分、このD-Boys製を落札したのが同日午後10時17分。前の女に別れを告げて悲しみに耽る間もなく、51分後には既に次の女へ、と。なんかちょっと格好いいかも知れない。・・・バカ?そう?やっぱりね。

前、AK74買ったときに「D-Boys製じゃないの?Kalashってかいてあるけど?んん?」と悩んで、「Kalash製」としたが、今、れーせー(←なぜか変換されない)にこのパッケージ見ると「KLS SERIES」とか書いてあるしw KLS=KALASHは「シリーズ名」=「商品名」ジャマイカ。全く中華製は良く分からない。さすが孟子や孔子が三国志で広東風上海である。ちなみに、俺は漢文が苦手だ。レ点が憎い。「春眠暁を覚えず」なんて、よく考えれば単なるダメ親父の言い訳じゃん!!

レ点に一矢報いておいて、中華製AKS-74Uを堪能する。まず磁石の登場。おお!!全ての金属部分に磁石くっつくしw まさに俺が求めている「鉄と木」じゃないか!! 鉄はイイぞ最高!! サビ?そんなん、鉄なら当然!!・・・つか、マジ既に錆びてるしw 11枚目の写真の赤矢印参照。ま、俺的には全然気にならないばかりかむしろ誇らしいというか。「オマエの亜鉛とアルミと樹脂の銃なんかとは違って、俺の銃は鉄だぞ!!磁石くっつくぞ!!錆びるぞ!!10年もすれば全体錆で真っ赤だぞ!ちくしょう、使えねぇ〜〜!!」とw

さすが中華製、詰めの甘さは定評通りだ。バッテリーはウナギで、ハンドガード内まで使える(奥まで入れられる、ウフッ)ので、ウナギ2本入るんじゃねーか?なのだが、本体上部カバーの前端と本体フロントセクション(通常AKならリアサイトがある部分)の間と、フロントセクションと上部ハンドガード後端の間にすきまがあり、そこから奥に入れたバッテリーがよく見えるwと。きっとこのすきまは、激戦で加熱したバッテリーの冷却のために必要不可欠なものなのだろう。決して「誤差甘過ぎw」とか「製作精度低すぎw」ではない!!断固違う!! 下部ハンドガード後端に塗料の塗り残しがあるように見えるかも知れないが、これは不要な場所にまで塗料を使用して、地球資源を浪費したり、環境を悪化させる事がないように敢えて塗るのを「やめている」だけで、決して「切削加工しただけでヤスリがけもしないで塗装もしない手抜き」ではない。そんなこと、中国では3歳の子どもでも知っている。

これが、中華製とのつきあい方の極意だ。決して事実を直視するな!!

予想通りちょっと「アレ」な中華製ではあるが、手にした感想は違う。ずしりとした感触はマルイ製と同じだが、マルイ製は重いバッテリーが前にあるので、片手で構えたときに前に重心がかかっているのが良く分かる。一方のD-Boys製は、重量物が全て本体部に集中するため、マルイ製のように前が重くは感じられない。全体として「ずしり」とした重みを感じる。自分的には、D-Boys製の方が好きだ。

射撃。マルイ製の弾道を思い出し、竹藪の竹を狙う。マルイ製よりも気持ち左右に散る弾道だ。HOPはハコダシで適正だった。サイクルはマルイ製よりも遅い。音は、普通の電動ガンの音で、マルイ製AK47によく似ている。

マルイ製にはマルイ製の良さがあり、できれば手放さないで「追加でD-Boys製」がほしかったのだが、そこまで予算がなく、泣く泣くの出品だった。マルイ製は大好評なようで、「アノ太ったハンドガードがいや!」と言いながらも、完成度の高さなどの総合評価ではやはりマルイ製に軍配が上がると思う。自分も、D-Boys製という代替候補がなかったら、「いつかはハンドガードを木に換装して、スリム化するぞ!」と心に誓って生きていったと思う。完成度は低いが、鉄と木のAK、スリムなハンドガードというD-Boys製を敢えて選ぶ馬鹿がいてもいいかな?と思った。決して「マルイ製が劣っているので D-Boys製に乗り換えた」のではないことだけは理解してほしい。

さて、これからのことだが、サビとの闘いになりそうだw 本来サビを防ぐ黒サビ・・・ガンブルーではなく、単なる塗装なので、保管方法によってはいつかは錆びる。錆びたら塗装を剥がし、ガンブルーする・・・おお!!新たなる楽しみが!!

こうして自虐的に前向きに考えることも、安物中華と上手につきあう方法であるw

 

<2009年1月27日追記:ブルーバックの写真群>

このクリンコフ、ハンドガード周りが大ざっぱである。アッパーハンドガードを保持しているフランジ金具のスポット溶接が外れてガタガタするし、アッパーとロワのハンドガードの間が開きすぎ、お間抜け。購入当初撮影した写真では、この「アッパーとロワの間開きすぎ」問題は観られないが、出も写真をよく観ると、アッパーハンドガードが保持金具(フランジ)より沈み込んでいる・・・だから間の開きに気づかなかった。沈み込みすぎを是正したら、間が開いて気になるようになってしまった。「ロシア銃なんだし、いいか」と思ってたのだが、GHKのガスブロクリンコフを落札してしまい、クリンコフの問題をおろそかにできなくなってしまった。いえ、なに、別におろそかにしてもいいんだけどねw 変なところに神経質さが出るわけよ、部屋とか汚いくせにw

さて、フランジ金具の溶接外れの方は、ハンダで解決した。溶接などという感電しそうなことは怖いので、つか、できないので、ハンダだ。低パワーの半田ごてしか持ってないので、5分ぐらい接着予定部分を過熱したが、過熱量より放熱量の方が多いようで、中々ハンダが「マル」から「ベッタリ」に変化しない。ライターの火で支援して、何とか接着した。

ハンドガードの開きは、ロワ側のハンドガード上部に、木片接着してかさ上げした。相変わらずうっtりするほどの丁寧さ(手抜き)だが、ロシア銃なのでこれが正しい。

さて、明日にはガスブロのクリンコフが手にはいる。元はこのD-Boys製らしい・・・ってことは、兄妹、いや、兄弟。いろいろ比較して「兄弟どちらが優秀か」を競い合わせたい。で、負けた方は間違いなくグレるんだろうなぁw「どーせオレなんて!!」とか。

 

 
 
 

サビ発見

リアサイトも錆びてる

オレンジ塗装がイイ感じ
 
 

オク出品中のマルイ製(上)と
 

同じD-BoysのAK74と


溶接が外れている

   
 


裏側は錆びてるしw


半田付け終了


ハンドガードの開き対処
 

     
 


こんな感じ

総作業時間1時間じゃこんなものだしw
 

塗料は、マホガニーのオイルステインの上に、オークのカラーニス