015,288
4:1

てっぽうのページ

てっぽうのことが載ってるよ。 サッカーとか液晶テレビとかの話題は他へ行ってくれよな。

TOPへ     メニューへ


AKS-74

 

 

D-Boys製:電動

AK-74の折りたたみストックモデル。AK-47やAKMの時代は、AKの折りたたみストックといえばP-40型式だったが、AK-74時代からMP-40型式の折りたたみストックはボツとなり、現在のサイドスイング形式になった、どちらが好きかと訊かれたら、「見た目はMP-40型式、実用性はサイドスイング形式」と答えるだろう。

AKのこのサイドスイングストック、秀逸だと思う。まず、シンプル。シンプルで単純で簡単だ。溶接できれば、俺でも作れる?的な。かといって扱いにくさはなく、必要にして十分な構造だと思う。西側お得意の人間工学とやらには無縁のデザインだが、逆に軍用銃として無骨で格好いい。

今回このAKS-74は新規購入したものではない。D-Boys製のAK-74とAKS-74U(クリンコフ)のフロント部分をスワップしただけだ。CYMAはマルイAK-47のもろコピーだから、部品の互換性は、D-Boys製との間にほとんどない。が、同じD-Boys同士だったら、リアセクションがどのモデルでも同じなので、今回のようなお楽しみが可能だ。クリンコフの方は新しいページで掲載したので、そちらを参照して欲しい。

このページの写真群の下に、D-Boys型式のフロントセクション分解方法を載せた。D-Boys型式というのは、適切な言い方ではないと思う。激安中華のD-Boysなので、自社開発ではないと思う。他の「高級中華」が開発したAKのもろコピーであろう。VFCか?CAか?G&Pか?イノカツか?

D-Boys型式(仮称)の良い点は、実物に忠実と言うこと。リアサイトベースやアウターバレルの結合方法は、ピンを使った、実銃と同じ型式だ。リアルで格好いい。副産物として、「長ぁ〜〜〜〜〜〜い」バッテリーも使用可能になっている。今、2万円以下でD-BoysのAKS-74がオクで出ているが、さすがにもうAKは十分だ。こうしたスワップ(作業時間約5分)で固定ストックとスイングストックが楽しめるのだから。ただ、AKMSだけは欲しい。でも、激安中華ではないようなのよね。仕方ないので、マルイ製かCA製(樹脂製の方)を買って「マズル」「Fサイト」「機関部カバー」「樹脂製プラム色グリップ」を部品で調達し(オクで全て揃う)、機関部のくぼみをパテで埋めて成形、仕上げはインディのブラックパーカー・・・と計画している。木製ハンドガードとインディの塗料は確保済み。総計予算が本体含めて約2万6千円。激安中華としては高めだが。その後は、RPKとドラグノフ方面へ逝って、途中からガリル方面へ。・・・ロシア遙かに超えて中東まで逝く訳かw

 

<2009年2月15日:動画追加>

これ見ないでロシア軍(ソ連軍)は語れないでしょう。

 
 
 
 

これからフロントセクションの分解を始める。必要な工具は「+ドライバー」「ポンチ」「ハンマー」「愛」だ。  
矢印のレバーを取り外し位置にする。ちなみに、マルイのAK-47はこの部分がダミーで、レバーを完全に取り外す必要があるが、こちらはレバーがきちんとレバーの働きをするので幸せ。  
パカッと。  
この型式のAKの利点。矢印部分がパイプになっているので、長いバッテリーが格納可能。マルイ製(AK-47)はこの部分がウェイト兼剛性確保用の六角金属棒なので、ハンドガード内までバッテリーを挿入できない。  
矢印部分が中空部分。右の方に写っているバッテリーは・・・  
こうしてハンドガード部分まで侵入可能。赤線内がバッテリー挿入可能エリアだ。純正が1.2V×7個セル=8.4Vなのだが、1.2V×13個セル=15.6Vまでいけそう。どんなハイサイクルになるのやらw  
ハンドガードのロワ側の分解。実物通り矢印の位置にレバーがある。  
レバー回して・・・  
前へ。  
ロワハンドガードテイクダウン完了。  
インナーバレルの分解。矢印が機関部上部カバー取り付けラッチ。  
ラッチを前へ押して上へ外す。  
ダミーボルトは、矢印部分が本体の溝に噛み合っている。本体後部に取り外しポジションがある。  
リアサイト基部とアウターバレルを固定しているピンを、2本抜く。ピンは片側に抜け防止のチェッカリングがあるので、ポンチで打ち出す方向に注意。  
リアサイト基部を前へ外す。  
アウターバレルも前へ抜ける。矢印がピンが噛み込むところ。  
アウターバレルを外した状態。  
インナーバレル部分の位置決めを行うスペーサー(下矢印)。上矢印の部分にはめ込んであるだけ。  
インナーバレル固定ネジを外す。  
フロントセクション、分解完了。  
フロントセクション。