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てっぽうのページ

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AKS-47

 

 

マルイ製:電動

AK-47+MP40=AKS-47と。独逸のMP44のコンセプト+MP40のストックをもらいましたよ!と。MP40のストックに対して、自分は余りいい印象がない。大学時代にマルシン製MP40モデルガンを手に入れたが、「ダイキャストのかたまり!」「ストック、ガタガタ」という代物で、加えてブローバックモデルでもなかったので、自分的にはハズレだった。正確に言うと、ストックのガタ自体は気にならないのだが、ストックを折りたたんだときにガタガタなのである・・・折りたたんだストックが、レシーバーの下に2cmほど垂れ下がる状態だった。こんなMP40イヤや!と、即刻知り合いに売り払った。

ところが、TOPのMP40のストックには、ガタがなかった。折りたたんでも垂れ下がらない!! こうしてまともな(?)ストックのMP40を観てみると、イイじゃないか!!と。

すると、なんかカッコ悪ぅ〜!と思ってたAKS-47が格好良く見えてきた。そう言えばこの銃、ランボー(何作目か忘れた)の中で、鉄格子を固めているコンクリートの土台を壊すのに使われてた。鉄製のストックで思いっきりガン!ガン!と。こんな滅茶苦茶な使い方もできるんだ!と、改めて「鉄と木」のAKを見直したモンだ。

今回発病したAK熱の中で、長年見過ごしてきたこの銃を入手することは、急務となった。なんか格好いい書き方したが、要するに欲しくなったわけだ。ところが、この銃は中華製金属と木のお買い得ヴァージョンがないようだ。しかたなく、純正ボディには塗装で、ハンドガードは木製に交換することにした。今回塗装に使ったのは、この世界では超有名なインディの「パーカ・シール」。パーカ塗装のような「きめ細かいつや消し黒ちょい灰色気味」だ。1本2,500円もする。さすがに高いだけあって、塗料の粒子が超細かい。もったいないことに、つや消し塗装の鉄則・・・可能な限り距離を取って、贅沢に「薄く、薄く」塗るわけで、塗料の大半が無駄になる。リアサイト、マガジン、クリーニングロッド、セレクタ支点のカバー、リアスリングスイベルを除いて、全て金属であるべきパーツをこのスプレーで塗った。この1丁で1本使い切った・・・塗装代2,750円(送料込み)!! お高いものとなったが、それでも仕上がりは満足だ。樹脂のボディも、元々金属の他のパーツも同じ色調になったので、パッと見メタルボディ。これっていいかもしれない。

肝心のAKS-47本体は、相変わらずオクで中古。が、今回の中古はほぼ新品。これこのままショップに並んでても、だれも中古とは思わないと思う・・・それくらいの上物だった。落札価格14,000円。最安のショップでも、この新品は17,000円台だったと思う。これだからオクはやめられない。

MP40からアイディアをパクったストックは、ガタはあるが実用上不都合のない程度で、収納時に垂れ下がることもない。安堵した。MP40のストックと比べてみて気がついたのだが、MP40のストックって小さい。というかAKS-47のストックがでかい。ストック長さだけでなく、銃床板の部分もでかいし、左右の幅も広い。なので、いかにも肩付けでは使いにくそうな感じなのに、幅広の銃床板に加えて、銃床板の形状が秀逸(肩にぴったりフィット!!)なので、使いやすい!狙いやすい!! 嬉しい誤算だ。

ハンドガードは、以前オク出やすく手に入れた木製。今まではAK-47に装着していた。実はこのAK-47、以前CAWの木製付けてたんだけど、なにしろ「アノ」CAW製、良いはずが無く、ハンドガードだけは変だった。大きい=厚いのである。ハンドガードを前後で押さえる金具に対して、1〜2mm厚く、はみ出す。みっともないので、金具部分に向けてテーパーのように削り込んだら、もっと格好悪くなってしまった(AK-47のページ参照)。 グリップとストックはまぁあぁヨシとしたが、このハンドガードだけは許せなくて、前述のハンドガードを買った次第だ。が、ここへ来てAKS-47にも木製ハンドガードが必要になったので、後から買った「まともな形の」ハンドガードの方をAKS-47の方へ移植、お蔵入りさせていたCAWのハンドガードをまたAK-47へ戻すことになった。テーパー状に削ったのがまずかったので、前後の金具の高さに合わせて、全体を削り込んだ。まぁまぁ観られる形になったので、AK-47に再装着、今に至っている。形はいいのだが、塗装時にマホガニーがなくなってしまい、ケヤキの色(黄色)のみになってしまった。今度マホガニーを買ったら、もう一度塗り直す。ちなみにこのハンドガードの仕上げ方法だが、削っただけの白木状態にそのままオイルステインやカラーニスを塗っても、きれいな木目にならない。つか、木目が目立たなくなってしまい、AK74のハコダシ状態のようになってしまう。下処理として、墨(墨汁)を水で薄め、全体に塗り込む。半乾き状態で布でこすり、余分な墨を落とす・・・を2回繰り返す。すると、黒い木目が浮き上がり、メリハリのある木目が見えるようになる。この上にオイルステインかカラーニスを塗って仕上げる。

スリングは、「AK用実物スリング!」というのをオクで3本買った。1本700円!!これは主婦の味方だ!! このスリング、安いのはいいのだが、問題は2点。

  1. 先端についている革の部分、皮が固すぎて割れる。
  2. 実物は本当だと思うが、スリングに印刷された文字は漢字だった。「五六式」とか書いてあったw

1.に対しては、某格安保革油を使って柔軟仕上げにした。

2.に対しては、中華製だ!!と。「AK用実物」という文字にだまされ、中国AK用のスリングを買ってしまったわけだ。でもまぁ、今更中華がどうのこうのといっても始まらないので、この点は無視することにした。

グリップはまだ純正のままだが、これ用には「プラムカラー」のAKM用樹脂グリップをオクで手に入れた。が、このグリップ、AK-47にはポン付けできず、上方(銃との接合部)を削らなければならない。「え〜〜〜、面倒だしw」とやる気なくしていたら、先日買ったAK74が眼に入った。このグリップ、黒だ。木が装備されたAKのグリップは「プラムカラーの樹脂製」が人間として正しい。・・・気がついたら、AK74のグリップはプラムカラーになり、AKS-47用に買ったグリップは黒になっていた。しかたなく、通販でタミヤの「マルーン」のスプレーを注文した。AKS-47の純正グリップをプラムカラーにすることにしたわけだ。また塗装に成功したらUPする。

 

 

なんか後ろが軽いイメージ

中華製実物スリング

やっぱりAKには木がよく似合う

マテリアルの差を感じさせない塗装だと思うがいかがか

ランボーの映画の中で○暴に扱われていたストック(○は親父ギャグ規制法により自粛)
 
 

コンパクト

折りたたんだときには、MP40のようなフィット感はないストック

この、後ろが斜めに断ち切られたライン・・・好き?
 

ストック右の内側にある切り欠きは、セレクタとの干渉を避けるため

肩付けすると意外とイイ!!銃床板

幅広いストック

銃床板の上の切り欠きはこのためにある
 

AKの方がストックがでかい
つか、AKとMP40って、それほど長さ変わらなかったのね!!
 

47系集合

AK-47の方のハンドガード、色が黄色に寄り過ぎなので、今度赤寄りに塗装し直す