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てっぽうのページ

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AIMS

 

 

CYMA製改:電動

D-BoysのAIMSを購入して、ルーマニアンファミリアの一員となったつもりでいた俺だが、実はうすうす知っていた・・・「このAIMSは違う」と。

まず、ストックが違う。AKS74と同じストックでは、AIMSではない。似たようなものだと言われるかも知れないが、ここはルーマニアンファミリアにとっては、譲れない一線だ。

次に、改造元の銃の違いだ。D-BoysのAIMSはAK74が元銃なのだが、AIMSの元銃はAKMであるべき。これは譲れないとかそう言う問題ではない。自身の存在に関わる由々しき問題だ。

・・・一応、かっこよさげに言ってはみたが、元々AIMSに対する思い入れは大してないんだけど、「まぁ、ルーマニアンストックもアリかな?」的な。

ということで一大決心をし、あまり思い入れもないAIMSに多少の投資をしてみよう、と。オクでルーマニアンストックを手に入れた。が、これが地獄の始まりだった。

AKのTOYガンには2つの流れがある。マルイ系列とVFC系列だ。マルイ系列に属するのは(自分が持ってる銃では)CYMA、VFC系列に属するのは(自分が持ってる銃では)D-Boys。両者、メカボだけはマルイ互換だが、その他の各部は違っていて、互換性はあまりない。たとえば、フロントセクションは、マルイ系列ではフレーム下部前端の2本のビスで止められるが、VFC系列では本物と同じく、バレルとガスチューブがそれぞれピン留めだ。リアセクションも異なり、互換性はない。今回計画したAIMS計画は、「元銃はCYMA製AKM」とし、元々のD-Boys製AIMSからはハンドガードだけ移植予定だった。だから、「マルイ系列のCYMA製AKMに、マルイAK47用ストックを装着」するのだから、全然問題はない・・・と考えた。完璧な計画だ。ただ残念なことに、俺の人生で「完璧な計画」が完璧に機能した例がない。今回も。

とりあえずまとめておく。
 マルイ系列 : マルイ 、 イノカツ 、 CYMA
 VFC系列 : VFC 、 D-Boys

「マルイ系列のCYMA製AKMは、マルイAK47と完全互換」ではなかった。下の写真を見て欲しい。上がCYMA製AKMのフレーム、下が「マルイAK47完全互換UFC製フレーム」だ。

確かにCYMA製はマルイ互換で、マルイAK47用のストックはそのまま装着可能だ。しかし、角度が違うw

つまり、今回購入した「マルイAK47用AIMSストック」は、CYMA製AKMに装着はできるが、「ストックがすごい角度(上向き)になりますよ!」と。・・・これは参った。選択肢は3つ。

    1. このまま強引に装着して「これが本当のルーマニアンだ!」と主張してやまない。
    2. CYMA製AKMフレームの後端にスペーサーを自作し、AIMSストックを適正な角度で装着する。
    3. マルイAK47の金属フレーム買って装着する。

1.は、さすがに却下。ネタ的には美味しいが、虚しい。2.はマジで考えたが、縦横が3cm、4cmで厚さが1cmの金属塊を斜めに削らなければならない。グラインダーはあるが、根性がない。苦労して作っても、かっこわるいし。そうなると3.が一番リーズナボーなのだが、マルイAK47用の金属フレームはあくまでも「47」用であり、AKM用ではない。削りだしボディとプレスボディを混同しだしたらPMCさんに怒られてしまう。ウーム困った。困ったときは、とりあえずオクだ。・・・で、見つけたのが上の一番の写真の「UFC製AKMメタルフレーム」だ。

「AKMボディである」・・・OK!!
「マルイAK47互換である」・・・OK!!
「マルイAK47と同じ、斜めの後端である」・・・OK!!
おお!! まさに俺が最強のAIMSを作るために生まれてきたような出品物ではないか!!即刻落札した。

ボディ、上部カバー、プラム色のグリップのセットだった。上部カバーは、現在構想中の「AKMS作製プロジェクト」でそのまま使える。プラム色のグリップは、俺が三度の飯よりプラム色のAKグリップが好きなので、どれだけでも需要はある。無駄な部品はない。ちなみに、今回の作業でCYMA製AKMのボディと木製ストックが余るわけだが、既に出品してAIMS作製の元を取るべく企んでいる。

さて、めでたく入手済みのAIMSストックに合致するマルイAK47互換のAKMフレームも手に入った。フレームのストック取り付け基部の両耳を落とし、AIMSストックを装着する。多少のすったもんだがあったが、無事装着できた。がたつきはない。フレーム問題で、俺がマルイAK47の純正樹脂フレームを使わなかったもう一つの理由は、樹脂フレームでは取り付け強度に不安があったからだ。金属フレーム万歳。

メカボを組み付ける。あれ?メカボ後端が入らない。AIMSストック取り付け基部が干渉している。いろいろ試して分かったこと。AIMSストックの取り付け(本体裏側)板は、広い方が下になるようにする。さらに、頭が大きく飛び出た純正ビスではキツいので、皿ねじに交換した。ここで、メカボ組み付けのコツを。「グリップより先にセイフティを組み付けよ」と。これ逆にすると、メカボの位置によってはセイフティレバーが取り付け不可能になってしまう。具体的には、セイフティレバーの取り付け部がメカボに届かなくなる。AKのメカボは、グリップで固定する。ところが、メカボはフレーム内で左右方向に1〜2mm程度余裕がある。セイフティレバーの取り付け部はシビアで、セイフティのある銃右側にメカボが寄っていないと、レバー取り付け軸の長さが足りなくなってしまい、セイフティレバー装着不可能になる。これで1時間悩んだw セイフティレバーを装着して、正規の左右位置にしてからグリップでメカボを固定する。・・・え?みんな知ってた?知らぬは馬鹿な俺だけかw

既に組み上がっていたフロントセクションを組み付ける。実は、D-Boys製AIMSのこのハンドガード、系列が違うので、ポン付けは不可能。木製ハンドガードの取り付けリブ部のサイズが違うので、かなり削りこんだ。さらに、下部ハンドガード後部の取り付けは、系列で全然サイズが違う。簡単に言うと、マルイ系列よりもイノカツ系列の方が取り付け部分が大きい。だから、今回のようにマルイ系列のハンドガードをイノカツ系列に取り付けるのは、下部ハンドガードに限って言えば、簡単。ビスで大きさを合わせられる。ただし、上部は逆。マルイ系列の木製ハンドガードは、ガスパイプがない分、狭くなっている。これをイノカツ系列に取り付けるには、かなりの削り込みが必要。

さて、組み上がったAIMS。これでもうどこへ出しても恥ずかしくないルーマニアンなAIMSだ。もうじき地元で開催される菊の品評会に出品しようかと一瞬考えたが、やらないよ、やっぱ。しゃれ分かってもらえる雰囲気じゃないしw

今回の計画で購入したもの一覧。

  • AIMSストック
  • UFC製AKMメタルストック&カバー&プラムグリップ
  • YCMA製AKM(元々持ってたAKMがAIMSになっちゃったから)

手元に残ったもの一覧

  • CYMA製最強のAIMS
  • D-Boys製AKS74(元AIMS)
  • CYMA製AKM
  • CYMA製AKMメタルボディ&木製ストック一式&カバー&グリップ

手放すもの一覧

  • CYMA製AKMメタルボディ&木製ストック一式(出品中)

CYMA製AKMカバー&グリップは、AKMS作成計画で役に立つ。ということで、無駄に余ったものは無し。出費は痛かったが、最強のAIMSに加え、AKS74(元AIMS)が増えたので、ま、許容範囲内。

実はまだ、電路の設定してない。固定ストック配線から本体内ウナギ用配線への変更・・・気が向いたらやるつもり。

<2009年3月14日:動画追加>

 

 

 

これから純正のストック基部の両耳を落とす作業。

のこぎりで切って落とした。相変わらず、うっとりするほど下手で雑な作業だ。

作業面に塗装し、いよいよ組み付け作業。

ついた。
 

上:イノカツ系列のD-Boys製AK74
下:マルイ系列のYCMA製AKM


上:後端斜めのマルイ製AK47
下:後端垂直のCYMA製AKM


ストックは、裏から板とビスで固定。

隙間があるようにも見えないことはないが、それは気のせい。本当は1ミクロンの隙間もないw
 

最初の取り付け状況。

板とねじが干渉したので、板を上下逆にし、皿ねじを使ってメカボのスペースを稼ぐ。

完成したAIMS