MadMax始めて見たときは、V8スーパーチャージャーのフォード・フェアモントの方に興味を持った。将来、絶対にシフトレバーにスーパーチャージャーのスイッチつけるぞ！と心に決めた。若かったとか青かったとか思うかも知れないが四捨五入で50になる今でも本気で望んでいる。俺を甘く見ない方がイイ。
まずモデルガンを買った。5mmキャップ３発同時激発・・・マズルは極太で派手な火花を吹き、お気に入りだった。次にエアコッキングを買った。とは言っても、カートがエアコッキングなだけで、銃本体の構造はシンプル。トリガー一体型のハンマーというかカートのプライマを「叩く」んじゃなくて「押す」だけの構造。シンプルと言うよりもガチャガチャの玩具かオマエは！と。
エアカートは、専用のコッキング棒でコッキングする。棒の先に平たい円盤が付いたもので、モロ車の「バルブ」。写真１枚目左下に写ってる。これでバネをコッキングして、BB弾を3発装填。銃に装填するのだが、暴発無しで装填できるのは希だった。装填できても不発が多かった。激発してもBB弾は地上のあらゆるものに対して「優しい」弾速で優雅に放物線を描いた。どうもカート内の「エア」でBB弾を発射すると言うよりも、バネの先に出ているコッキング用の棒で弾き出されているような雰囲気だった。昔のツヅミ弾単発ライフルのように。そりゃ優しい弾速と飛距離と威力だわ。
しばらくしてからガスカートを手に入れた。プライマ部分からガスを注入、３発のBB弾を飛ばす。ガスは注入してから20秒しかカート内に留まれないし、10秒を越えたらカートの内圧が下がりだし、１秒経過する毎に弾速が落ちてしまう。発車直前でないと燃料注入できない旧式弾道ミサイル並みである。で、運良く発射すると、エアの数分の一という弾速と飛距離と威力でBB弾が飛んでいく・・・つか前方へ落ちる。
ハドソン製を買うと言うことは、そう言うことなんですよね。自分は理解していたので、別に落ち込みもしなかった。モデルガンの方は本当に撃って楽しかったし。気分は間違いなくMaxだったし。エアもガスもカート装填の楽しみと弾が（とりあえず）飛ぶという楽しみを味わえたし。
で、両方ともオクで売りました。
やっぱ、（いろんな意味で）えぇかったわぁー・・・
