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てっぽうのページ

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MG42

 

 

ショウエイ製:電動

本稿のレポート、写真は全て「Rony」さんのご提供です。

今回送らせていただきました銃は、とあるイベントでショウエイのブースへ行った際、発射機構を内蔵していないドンガラのMG42が安く売ってあったのを購入し、それを電動ガン化したものです。ドラムマガジンとそれを本体に接続するフィードトレイは、無稼動実銃を販売しているシカゴレジメンタルズで購入した実物です。

ヒトラーの電動のこぎりという名前で有名な銃です。発射速度が毎分千発以上というハイサイなので、ダダダダダッ!という普通の機関銃は違い、ジャーーーーーーーーーッ!と、布を引き裂くような連続音に聞こえるそうです。映画プライベートライアンの冒頭で、海岸に接近した米軍の兵士達が、この機銃1丁のために海岸に足止めされ、やられていった様子が描かれています。

 

 
 

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<Kによるコメント>

昔読んだ仮想戦記の中に、「ヒトラーの電動のこぎりの回転速度はすさまじく、連合軍兵士達は為す術もなく倒されていった。」という一節があった。

こんなんで「倒される」のは嫌だと思った。マジで「ヒトラーの電動のこぎり」の意味が分かっていなかった。MG42とFG42の区別がいまいち分かってなかった頃の話だ。軍板でこの話をしたら、馬鹿にされなかったが相手にもされなかった。マジな話なのに。毎分千発以上の発射速度を誇り、重機関銃としても軽機関銃(分隊支援火器)としても使えるという発想力のすごさには、「さすがドイツ」と脱帽である。徹甲弾しか持たない歩兵支援戦車を運営していた某英国とは、エライ違いだ。

今回RonyさんからいただいたこのMG42情報であるが、「ドンガラの中身無し」であった、と。その分「安かった」、と。電動による手軽な「発射感」を味わうためには、ショウエイの「迫力あるガスブロ」は不要なわけで、Ronyさんの買い物は「全国8千万人」の「MG42ファン」から賞賛される功労であると信じる。少なくとも俺的には「テラウラヤマシス」。可能ならゲームに参加して、この銃の「やられ役」になりたいモノだ。

旧軍モノを集めだした当初は、「曲銃床のライフル」のみをターゲットにしていたが、ドイツに手を出しちゃぁ駄目ですな。ドイツの兵器は全て、美術的な「芸術品」ではなくて工業製品的な「芸術品」なので、「木スト」とか「曲銃床」などという縛りはすぐに意味を持たなくなり、「あれもほしい」「これもほしい」と、全身全てが「クレクレ」状態になってしまう。Kar98kとG33/40あたりでやめとけばいいのに、FG42にてを出し、MP40に手を出してしまった。「404」さんのMP18やMP44、RonyさんのMG42、まだ見ぬMkb42(H)やらG43、FG42後期型なんかも「早く俺を手に入れろ」と迫ってくる。どれだけお金があっても足りやしない。

だから、こうやって情報を頂くと嬉しい。ドイツ軍コンプリートは経済的に無理だけど、HP上ではコンプリートに近づいている。退職したら、本格的に集めて、私立博物館を作りたい。四方に展示ケースを並べて、中央にはいくつかのテーブル。展示品持ち出して、スキモノ共が集まってヲタ話に花を咲かせる・・・。これが「銀河系制圧」に続く、俺の野望だ。

Ronyさん、ありがとうございます。迫力のMG42、堪能しました。また機会がありましたら、よろしくお願いいたします。