<Kによるコメント>
「極大射程」「ウィンチェスターM70(大藪)」。M70pre64を語るのに、この2作品は外せない。軍用銃じゃないので、着剣や格闘戦などの無茶に耐える必要はない。だから、バレルは精度が一番よくなるフルフローティング。当然、アッパーハンドガード無し。スコープ前提だから、フロントサイトのような余分な突起もない。自然と「すらりと伸びた長いテーパーバレル」が「機関部から何にも隠されず露出」しているという、「命中精度ファン」「スナイパー萌え」にとっては堪らない銃となる。
スナイパーについて、昔格好いい台詞に出会ったことがある。映画だったのか小説だったのかあるいはコミックだったのかは忘れたが、台詞の内容をよく覚えている。その凄腕スナイパーは、他のスナイパーがセミオートに乗り換えているのに、M70(pre64?)を手放さない。しかも、弾倉を使用せず、単発村田銃のように1発しか装填しない。その理由を問われたそのスナイパーの台詞。「2発目以降を準備すること自体、既に負けている。」任務によっては同時複数のターゲットもあり得ると問うと、「それはスナイパーの仕事ではない。」・・・クーーーーーーッ、かっちょええ!!
はぐれ小僧さんからいただいた今回の情報、まさにスナイパー魂のかたまりM70しかもpre64。以降のM70とは鍛造と鋳造の違いがある、と。鍛造と鋳造ってあんた、全然違うじゃん。車のホイールでも値段が違う値段が。当然、密度と強度が違う。レスポールの62年製やストラトの78年製のような「特別な存在」。それをモデル化するKTWって一体・・・。好きだぞ、KTW。
俺の現在の「ほしいよん♪リスト(現行入手可能編)」では、第3位にランクされている銃だ。1位と2位は秘密だが、ヒントは「海外製電動」。海外製なので、手に入れられるときに頑張らないと、以後手に入らなくなる。ちなみに、両者実銃はベルギー製だ。だからKTW製のこのM70pre64は欲しい3位になっているが、可能ならすぐ欲しい。スコープは当然「でっかいやつ」(自分で言ってバカな言い方だと思った)。この銃手に入れたら、お座敷はもったいない。20mくらいで精密射撃に挑戦したい。1円玉と5円玉を両面テープで立てて、横に交互に並べて、5円玉だけ打ち落としていく。今持ってる銃でもできる遊びだが、俺はこれをM70でやりたい。純粋にスナイパー(狩猟も含む)用途で生まれてきたこの銃、これは撃って遊びたい。
はぐれ小僧さん、いつもありがとうございます。これからもすばらしい情報をガンガンお願いします。