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てっぽうのページ

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ブラックホーク

 

 

ハドソン製:モデルガン

加納である。以下、詳細はマルシンのブラックホークの項を参照してくれ。この銃を手に入れる経緯やら、書いてあるから。

で、倉庫から最近になって発掘された。倉庫の雨漏りにやられ、腐食が激しかった。決して黒かったりとかそんな悪いことはしていない!!していない!!腐食故に、表面を磨き、今回「再び」黄色になるように再塗装しただけだ。決して元が黒かったりとか、ガンブルーに苦労したとか、そういった事実はない!ないったらない!!

変に興奮したりして余計に怪しいが、今はめでたく「黄色」である。金色に見えるかも知れないが、そういう人は目医者へ行った方がイイ。ということで、工房時代のコイツを久しぶりに手にして、青春が蘇った。紙火薬(赤いヤツ)入れて発火させまくった、そういう青春だ。最高、10粒まで入れた記憶がある。よく無事だったものだ。

雨漏りの湿気にやられて、発見したときは鉄部には赤さび、亜鉛部には緑と白のカビのような状態だった。シリンダーの軸はさび付いて固着し、ハンマーを動かせなかった。よく見ると、シリンダー前部とバレル後端部も固着していた。撃ってそのまま放置という青春だったため、火薬の腐食とカスで固まっている。最終的に、シリンダー軸は、フレーム後端(ハンマーの内側)にのぞいている軸後端部をポンチとハンマーでたたき出した。樹脂製では考えられない方法である。各部を磨いて、黄色で塗装した。組み立てている途中で気がついたのだが、シリンダーにいくつかクラックが入っている。シリンダーの中には、改造防止のための硬金属がインサートされているが、その金属と用面を形成する柔らかい亜鉛の境界線付近から、クラックが発生している。もしかしたら、紙火薬10粒とか昔無理をしたときに、既にクラックが入っていたのかも知れない。

このモデルのウリは「スチールのハンマーとトリガー」だった。雑誌の広告でも、この点は強調されていた。さすがに腐食で赤さびだらけだったが、磨いてエッジを見たら、鋭いままだった。亜鉛だとこうはいかない。寄る年波で、必ずエッジは摩耗し、場合によっては崩壊する。・・・さすがスチールである。

マルシンのBHと色々比べてみたら、マルシンの方がシリンダーやグリップがでかかった。全体的にも、ほんの少しマルシンの方が大きい。どちらがリアルスケールか分からないが、なにせ「ハドソン」と「マルシン」である。正直、どちらも信用できない。が、俺的にはハドソンの用がしっくり来る。マルシンのBH手にしたとき、違和感がすごかった。なまじっか、過去(工房時代)、ハドソンのBHを手にして遊んでいたので、それが手の感触で残っていたようだ。マルシン製は、どうしても手に馴染まなかった。ハドソン製を20数年ぶりに手にして、「これだ!!」と、当時の感覚が蘇った。「やっぱこれ(ハドソン製)じゃなきゃ、加納にゃなれねーYO!!」。

 

 
 

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