時代は短小化。米軍の主力小銃はM16からM4にシフトし、英国や仏国、墺国は掟破りのブルパップを採用し、猫も杓子も短小化。この短小化の波に乗りおくれたら一大事!と俺は立ち上がって、八九式を騎兵銃にしてみた。
素材は八九式小銃の折曲銃床型。純正バレルをぶった切って・・・の勇気がないので、同一径のMMC製L85のバレルを利用。このバレル、ハイダーが外れないので、根本側をカットすることにした。必要な加工は下記の通り。
- アウターバレルのカット。
- Fサイト取り付けねじ加工(2カ所)。
- チャンバー基部取り付け穴(1カ所)。
- ハンドガードピン用の溝(1カ所)。
- インナーバレルのカット。
2、3、4は、位置さえしっかり決まれば、ドリルで穴を開けたり棒ヤスリで溝彫ったりするだけの、単純な作業。全ての作業に要した時間はジャスト2時間。本格的にやろうとすれば、バッテリーホルダー(アウターバレル上部に取り付ける電池ホルダー・・・細い板状のパーツ)のねじ穴を4つほど開ける必要があるが、ホルダー前後でのホールド状況が良好なので、ねじは省略した。
ハンドガードからちょっとしか出ていないバレルは、 FNCのショートモデルや、M4のショートモデルのようで、結構好き。
これで八九式通常仕様とゲンブンカービンの間を埋める、日本が世界に誇っていい騎兵銃の完成だ。これでもう、コサックなんか怖くない!!・・・100年ほど完成が遅れたがw