神、またまたキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
俺の四四式は、・・・四四式は・・・、ああ〜〜〜〜!!!バカ家族が憎い!!
済みません、取り乱しました。例のバカ家族のトラウマが再発しましたが、そんな苦い思い出なんか吹き飛ばせる情報がここに。
四四式って、やっぱり美しいよね。
折りたたみ銃剣装着済み騎兵銃って、他に例がないわけではない。モシンナガンのカービンとか、中国の56式とか63式とか。珍しいってほどではない。でもね、「美しい騎兵銃」は珍しい。でも探す必要はない。ここにある。四四式がある。
何が美しいって、まず銃口付近。大型の銃剣金具の筒の先端からちょこんと覗く銃身。一応、フローティング状態なので、大抵偏ってるが、それが美しい。銃剣装置の横に、叉銃用のフックが出てるが、洋服かけかオマエはと突っ込みたくなる家庭的雰囲気のフックなのだが、不思議とこの銃についていると美しい。折りたたまれたスパイク銃剣は、銃床の溝に見事に収まり、外から丸見えのモシンナガンカービンや56式、63式のような「おまぬけ」な姿ではなく、銃と一体感があって美しい。リアバンドは、三八式騎兵銃とほぼ同じ造形の後部と、力強い独特な前部の中央で、その両者の造形の違いをブレンドして橋渡しする役目を果たしている。この「最重要ポイントにあるリアバンド」が崩壊しやすいタナカのモデルガンって、いったい・・・。
しかし何度見ても美しい。飽きない。三十年式騎兵銃も三八式騎兵銃も美しいが、四四式は別格。銃剣のために装着できなくなったクリーニングロッドを、銃床尾にこれまたこりに凝った方法で格納するなんて、ありさかさんが本文で言うとおり、「騎兵には立派な兵器」云々がうなずける。軍の目となり、通常の歩兵では得られない機動性を誇り、その突破力で数々の難局を打破してきた騎兵たち。彼ら陸軍の重鎮が手にした騎兵銃。・・・やっぱ、美しい。
親父は騎兵だった。日中戦争で大陸に渡って戦ったそうだ。彼が手にしたのが四四式だったそうだ。ただ、戦争に関しては多くを語らなかったので、ヴァルハラへ逝ってしまった今となっては、貴重な実戦体験はもう聞けない。彼の四四式に対する唯一の感想が、「歩兵たちは、騎兵の銃(四四式や三八式騎兵銃)をうらやましがり、触りたがった。が、触らせると上官に叱られるので、触らせなかった。」というものだ。やはり騎兵は特別扱いの兵たちだったんだな。
タナカの四四式は、ありさかさんの仰るとおり、余りいい出来ではない。中古で手に入れた当時、機関部の隙間を修正するために、グラインダがフル稼働した。ボルト周りに至っては、修正作業をあきらめた。銃床尾にあの「銃剣装置の次に重要な」クリーニングロッド格納部が省略されているし。しかも、モールドすらない省略方法。銃剣部分に力を使い果たしたかタナカ? また、リアサイト付近については、中古で手に入れた当時から「欠損」だったので、形状が違うとか以前の問題でした。ここは、「タナカよ!!ガスボルトで全力の力作として三八式騎兵銃、四四式騎兵銃、三十年式騎兵銃を新規開発してくれ!!」とお願いしたい。
ありさかさん、いつもいつもつもありがとうございます。次回以降もご投稿いただけるようで、歓喜の涙に溺れています。やっぱボルトアクション、最高ですね!!またよろしくお願いいたします。
皆様へ:ありさかさんも、皆様の無可動実銃への感想をお知りになりたいようです。是非、お願いします。私に頂ければ、私からありさかさんへお届けします。