タナカが九九短をリリースした時点で、「次は三八式か?」と予想した奴らは多かったのではないだろうか。俺のように「次はM60でキマりだな!」と予想を外したヤツは・・・いないよなw
予想通り出た最終兵器、三八式歩兵銃。モシン・ナガンに負けず劣らず「長い」。おお、やっぱり長い。格闘戦・・・銃剣突撃のために長い。「長距離射程を得るために銃身長が必要だった」とする意見が正しいのだろうが、自分はそう思いたくない。主たる戦場の予定だった満州ではほとんど戦いらしきものはなく、想定外の南のジャングルが主戦場だったわけだ。ジャングルの中で2,000mクラスの刻印があるサイトを装備した銃で闘ったわけだが、正直SMGの方が有利。俺も数少ないサバゲ経験の中で竹藪を経験しているが、Kar98kでも長すぎた。あのときほどMAC10が恋しくなったときはなかった。俺はあそびだったからいいが、三八式の本物を手に戦った日本軍兵士達は、命を賭けて戦った、この銃で。だから「長射程のために長すぎる銃」でぼろぼろに負けたと認めたくない。せめて「銃剣突撃・・・日本男児の心意気・・・のために長い三八式」だったと思いたい。兵士達は日本男児として散っていったと考えたい。「三八式は銃剣突撃のために長かった」
さてタナカの三八式。よく見るとKTWよりスマートに見える。すらりとしてすーっと長い。前回の九九短のときもそうだったが、タナカの造形はごつさがない。逆に容赦なくごつく造ってくるのがマルシンだ。ガーランドなんか容赦なく腹ぼてだし、M2カービンも肥満体型だ。でも60年以上前の銃って、特に日本の場合は「職人の手作り」要素が強かったんでしょう?だからサンプルにした無稼働実銃とかが「他の銃と同じサイズ」だったとは限らないわけで・・・実銃通り造っても、「サンプルのコピー」であって、その銃の最大公約数的とは限らない。自分はそう考えて、Toyガン各社の造形の違いを個性と考えたい。
で、タナカは次は何を?
「三八式(6.5mm)系列」・・・三八式騎、四四騎、三十年式、九七狙
「九九短(7.7mm)系列」・・・九九長、二式テラ、九九狙
このあたりであろうことは予想がつくが、「ルイス式系機関銃」「オチキス銃機関銃」あたりも結構可能性が・・・ない?やっぱり?
というわけで、タナカの中の人たちは、上の三八式騎、四四騎、三十年式、九七狙、九四式、九九長、九六式、二式テラ、九九狙、Gew98、ルイス式系機関銃、オチキス銃機関銃、リーエンフィールドNo.1MK3を早急に発売しなさい。この絶対リストにどうしても百式機関短銃を加えたいというのなら、加えるのも良かろう。根拠も意味もない俺の尊大発言をどう料理するか、タナカのプライドをかけて実現するがいい!!
風邪で掲載遅れてごめんなさいS君さん。今日は調子が良く、熱も下がり、もう「病人としての特別待遇」も解除され(泣)、たまりにたまった家の仕事(整理、掃除関係)でぐったりしている今日この頃ですw 「最近ちまたではやりのインフルエンザだったらどうするんだ!」と家内の抗議したんだけど「あなたはそんな高級な病気にはかかりません。」の一言で却下だった。皆さんも風邪にはご注意を。
S君さん、ありがとうございました。またよろしくお願いします!!