フィギュアの撮影は難しい。感動できる写真を撮らせたら、俺の右に出る者はいないと言われて久しいが、「誰もオマエなんかの右に出たくないからさ！」というのが真実らしい。悲しい世の中だ。「こんな世の中、斬り捨ててやる！！」と立ち上がったセイバーさん、冷たい表情がマジ怖いんですが。
セイバーといえばソロモン王。ソロモン王といえば秘宝。秘宝といえばインディー・ジョーンズ。インディー・ジョーンズといえばS&WのM1917。S&WのM1917といえばおまわりさん。犬のおまわりさんは困ってしまって「ワンワンワワン」と鳴いたそうだが、迷子の子猫ちゃんはどうなったのか、小学校上がる前から心配しているのだが、迷子の子猫ちゃんのその後を知っている方はご一報下さい。というか、なんか最初から間違っているようなので、再度ループ開始。
セイバーといえばアーサー王。アーサー王といえばセイバー。ループ終了。・・・脳の絶対容量が不足してるって、悲しいｗ
アーサー王は英国。英国といえばロイヤルブルー。このフィギュアのブルーなんだけど、本当に綺麗なロイヤルブルー。決して赤なんてイタリアみたいな下品な要素は混じっていない、純粋な青。白なんてフランスみたいな軟弱な要素も入っていない、純粋な青。アクアマリンなんて「はひ」と和んでしまう要素も入っていない、深い深い青。この青をみんなにお届けしたくて撮影したわけだが、手持ちの全てのPCで確認したけど・・・orz。だめだぁ。この青、モニタによって全然違って見える！！
もし「黒に近い青」に見えたのならば、あなたのモニタは間違っています。もし「さわやかなお空の青」に見えたのならば、あなたのモニタは間違っています。もし「燃えるようなフェラーリレッド」に見えたのならば、あなたの脳は間違っています。もし「このちよちゃん、勇ましいなぁ」と見えたのならば、あなたは来る星を間違えています。
今回、この青をモニタ上に再現するために、光にこだわってみた。角度変えたり、白色光源から白熱光源（電球）に変えてみたり、わざと暗くしてみたり、FATEのTシャツ着て撮影してみたり、ズボンを脱いで撮影してみたりした。危うく、新しい自分が目覚めるところだった。
しかしこうして自分が撮影した写真見てみると、いつもこのコーナーに投稿してくださるmieさんの写真のすばらしさがよく分かる。自分なんて、ようやく最近「絞り優先」の意味が何となく分かってきた程度だし・・・。ちょっと前までは「絞り？日本手ぬぐいかオマエは」程度の認識だったし。
さて今回の写真、下の方の「電球」光源のやつがお気に入り。「舞台の上のセイバーさん」的な。
mieさんの写真に１cmでも近づくべく、今日もアニメに没頭する俺であった。（それは逃避）
