桜たんの逆で、自分の中ではFATE中、最も存在感が濃いんだよね。華があるというか派手というか。基本的に長い髪が好きだし。
だからこうして3Dで再現された凜を観てると、なんかこう、「あなたの好きにしてなさい。好き放題わがまま言ってなさい。俺は観てるから。」てきな気分になる。mieさんは「健康的」と表現しているが、俺もそう思う。
で、凜といえば赤。レッド。ロッサ(?)。俺が一番好きな色は赤だ。正確には「フェラーリレッド」が好きだ。シャインレッドのようなほんのちょっと朱色系が混じるような妥協した赤ではなく、かといって静脈血のような暗く沈んだ赤でもない、混じりけのない深く落ち着いた明るい赤、これがフェラーリレッドだ。で、赤と言えば俺と同じ年代の年寄りの間では「女の色」と相場が決まっている。無意識領域への偏見に満ちた刷り込みだ。俺は小さい頃からこういう偏見の決めつけが大嫌いで、「男は青、女は赤」という常識をことごとく破ってきた。でも、未だに「男は青、女は赤」という無意識のイメージは拭い去れない。だから息子に対しては、こうした偏見の決めつけを持たせないように育てた。平気で赤い服を着たり、色が選べるときにはその時の気分で赤でも青でも黄でも選べたりするようになった。
そうした偏見との闘いという経緯が俺にはあるため、赤の服を目にすると「OK!」という感情が起きてしまう。特に凜が着ているようなフェラーリレッドに近い(でも、少々暗い)赤の服を見ると、「己をしっかりと持った、侮れない人物」に見えてしまう。で、実際に作中の凜は「己をしっかりと持った、侮れない人物」なので、結論として「作中で、セーバーと同位にイイ!!」となる。
こうした背景からこのフィギュアを見ると、「さすが凜。水着になっても、己をしっかりと持った、侮れない人物というイメージがにじみ出ている!!」と。日本の将来を考えると、凜には今後もがんばってもらいたいものである。
mieさん、いつもありがとうございます。これからもよろしくお願いします。